内容説明
一番嫌いな国は「日本」。でも、一番見習いたい国も「日本」。一番好きな国は「米国」なのに、若者の反米感情は強く、日本ファンが多い。北朝鮮にシンパシーは持っていても、統一は無理だと思っている。政治的、経済的、文化的にも日本に大きな影響を与える韓国。一体、彼らの本心はどこにあるのか? W杯共催や韓流ブームはどう受け止められているのか。様々な世論調査や現地調査の結果から読み解く韓国人の本音。
目次
第1章 韓国人は今、日本人をどう見ているのか
第2章 韓国人は中国・米国をどう見ているのか
第3章 韓国は北朝鮮をどう見ているのか
第4章 北朝鮮は韓国をどう見ているのか
第5章 「統一コリア」を韓国人はどう見ているのか
第6章 世代対立と異議申し立て社会
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トマト・デラックス
1
韓国の若い人、主に友人がどういう教育を受けてどういう思想を持っているか知れるかもしれないと期待して読んだ本。国家観に焦点を当てたマクロなものだけだったので少々期待はずれ。 北朝鮮から見た韓国と朝鮮統一の章が面白かった。2014/12/30
Kumi Sato
1
どこの国にもいい人も悪い人も好きな人も嫌いな人もいるよね。あるいみしかたないんだろうなぁ。 ただ、私が構えてしまってるのも事実。ちょっと反省2014/07/24
ChoCo
1
韓国人の近隣諸国(主に日本)+アメリカに対する考え方について書かれた本。2004年発刊なので現況とは違っているかもしれないですが、興味深い内容でした。中でも「北朝鮮から見た韓国」の章がとても面白かったです。北朝鮮では韓国が「教育費負担が大きい、外国語が反乱、エイズが蔓延、貧困で人民が病院に行けない、親族殺人・青少年犯罪が多く自殺者に関しては世界一」と紹介されており「世界で最も腐敗した社会」という扱いのようです(124p)2011/06/05
ゆで卵
1
年配の人には過去の歴史から反日派が多いけれど、若者の間では日韓の文化交流(冬ソナとか)などによって親日派が多いっていうのは確かにそんな気がする。2009/10/16
ととむ
0
韓国人が北朝鮮をどう思ってるか、とかその逆とか問題設定は実に面白いが、中身が伴ってない。ま、確かにあの国はなくならん気がする…2013/10/24