内容説明
メスを握らない専門医、欺瞞に満ちた医療裁判、弊害だらけの医局制度……天才といわれる心臓外科医が、腐敗した現代の医療にたたきつけた挑戦状! 医者の復権と医療再生への祈りを込めた職人心臓外科医のメッセージ。
目次
第1章 医者と患者の深い溝(医者という蛮族がいる;医者をエライと思うのはなぜか ほか)
第2章 違和感だらけの医療裁判(証拠保全なしの裁判;洞窟のなかの医者と弁護士 ほか)
第3章 医者同士の壁(大学医局が生む医者同士の壁;教授という絶対的な存在 ほか)
第4章 患者の心得(リスクのあるサービス業;日頃から医学の知識を ほか)