内容説明
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1980年から『ビッグコミックオリジナル』に連載され、単行本にもなった人気シリーズ『男の民俗学』(全3巻)。第1巻では刺青師、琵琶法師、煙突掃除職人、猿まわし匠など市井の職人や芸人たちに密着取材して、彼らの生の声と失われつつある技を、緻密なイラストと共感に満ちた文章で描く。昭和の男たちは自身と誇りに溢れていた。本書は、男が男として生きることを許された最後の時代である昭和の貴重な記録となっている。
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目次
黒衣伝
杜氏伝
花火師伝
猿まわし伝
魚河岸伝
ゲージ屋伝
墨匠伝
墨壷職人伝
凧師伝
装蹄師伝
刺青師伝
車人形師伝
出羽人形師伝
琵琶法師伝
虚無僧伝
焼きイモ屋伝
ビードロ職人伝
琉球硝子職人伝
祭り人形師伝
海鼠壁職人伝
金魚屋伝
簀桁職人伝
万年筆職人伝
飴職人伝
ベーゴマ職人伝
煙突掃除人伝
黒文字職人伝
人体標本職人伝
リヤカー職人伝
チンドン屋伝
硯彫り師伝
暖炉職人伝
琉球三絃師伝
鳥獣剥製師伝
軍鶏・闘鶏伝
闘犬伝
鮭木彫り名人伝
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kinupon
48
これぞ職人。これぞ男だ!職人っていいな。2018/08/17
brink
1
職人というには微妙なものも交じっているが、非常に興味深く読めました。2010/05/17
ジョニーウォーカー
1
花火師、刺青師、チンドン屋など、昭和の時代を駆け抜けた日本の匠たちの技と生き様に迫る、傑作ノンフィクション。後継者不足に悩み、いずれ消え行く運命にある彼らの仕事ぶりが、詳細なイラストとともに解説され、単に読み物としてだけでなく“絶滅危惧「職」図鑑”としてもたいへん興味深い内容だった。ものづくりに生きる男たちを描いた本編(職人編)のほか、山に生きる男たちを描いた山野編、海に生きる男たちを描いた大漁編もあり。2009/01/03
アライニコ
0
下積み長くて辛くて低賃金で、でも歯を食いしばって耐えるのが仕事だしそれが誇り的な職業観て、江戸時代あたりに醸成されたのかな。もっと前、ずっとそうなのかな。面白いけど切なくなる。2011/10/17




