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内容説明
「浮世を軽く視る」「極端を想像す」「まず相場を知る」「喜怒色に顕わさず」――類い希なる勝ち組気質の持ち主であった福沢諭吉の珠玉の言葉から、人生の指針を学ぶ。
目次
1 独立の章(精神はカラリとしたもの 喜怒色に顕わさず ほか)
2 修業の章(書生流の議論はしない 大事なのは「意味を解す」こと ほか)
3 出世の章(人生をデザインする まず相場を知る ほか)
4 事業の章(なぜすぐにやらないのか 時節柄がエラかっただけ ほか)
5 処世の章(雑事を厭わず 大切なのは健康とお金 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
マエダ
58
齋藤氏のまっすぐな性格はかっこいい。こういう本から諭吉なりに興味を持ち自身で調べていこうとなる。高校生の時に読んでおきたかったと思える学生に読ませたい一冊。2019/04/21
けやき
48
福沢諭吉の一面を紹介。カラリとした精神で自分の才能の有無などにくよくよせず、決断していくことが大事とのこと。共感!2021/05/22
Tadashi_N
33
吉田松陰先生はラジカルな革命家であったのに対して、福沢諭吉さんは緻密な革命家だった。2018/05/08
南
23
『カラリとした精神』で生きた福沢諭吉さんを書いた本。話してくれる齋藤孝さんも、自身と彼との共通点を綴っている。勉強の仕方、仕事に対する意識、日常生活や健康、お金について、また先を見据えること。読んでいて、いろいろ発見があった。話口調も軽快で、また読みたいな、と思う一冊であった。2016/11/28
ちくわん
14
2004年11月の本。福沢諭吉の「福翁自伝」ほかから齋藤氏がいいところを選んで解説。慶応義塾大学しか思い浮かばなかったか、他にもいろいろと。封建社会から、新しい国が成立する柔らかい時代を見事に勝ち抜いた強かさがある。やはり「学問のススメ」は、早めに読みたい。私もかくありたい。2019/12/20




