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内容説明
人は何気ない「ひと言」で救われる事もあれば、心ない「ひと言」で傷つく事もある。言葉には、たった「ひと言」で相手の心を和ませたり、不安にさせたりする不思議な魔力がある。本書は、長年、生命保険の営業リーダーを務めてきた著者が、「ひと言のちがい」で、受け手の印象がどれほど変わるかを紹介したコラム集。たとえば「今夜の夕食は何がいい」と奥さんから聞かれて、「何でもいいよ」と返すひと言と、「好物の肉じゃががいいな」と答えるひと言では、どちらが喜ばれるだろうか。また、小さな子供を保育園に送り迎えしている社員に対して、「昨日は帰りが遅かったけど、保育園は間に合った?」と、声をかけてあげれば、相手はどれほど喜ぶだろうか。最近、奥さんや部下に思いやりある「ひと言」をかけた記憶がないというあなた。ぜひこの本を手にとって、周りの人に優しさに満ちた「ひと言」をかけてみてください。きっとあなた自身が変わりますよ。
目次
1 投げなければ、打たれません
2 息子の嫁にしたくなりました
3 二つの言葉でファンになりすました
4 いつも「いまが普通」です
5 まことにもったいないことです
6 職場、教室がイチローだらけになります
7 ウツ病はスッと消えました
8 でも、それがいいんだよ
9 「肉じゃががいい」は魔法の言葉です
10 「寅さん」は親孝行だった