内容説明
料理屋の女将(おかみ)が襲われ、奉公人が殺された。同じ頃、材木問屋の主が川で謎の転落死を遂げる。事件を追う蓮見宗二郎ら始末人だが、魔手は始末屋の元締・文蔵にまで伸びる! 陰に見え隠れする謎の老武士は何者か? 宗二郎の秘剣“鱗返し”を突き崩す“風来の剣”とは? 始末人に最大の危機が迫る! (講談社文庫)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
24
深川群狼伝シリーズ第5巻。今回も同業者の始末屋との対決になるのだが、敵対する始末屋は浪人が三名いずれも凄腕内二名は老剣士、文蔵率いる始末屋にも新たに矢師の佐平次加わりますます剣戟シーンは何時もながら迫力満点。 悪事に手を染めている息子の死で年老いた母親の自殺は憐れ。宗二郎とおさきの絡みも今回少な目で進展もなし。解説によると第4巻(2001)から5巻(2004)出版されるまで3年間のブランクがありとの事以降出版されてないので最終巻なのか? ちょっと残念な感あり。 2013/10/29
Hironobu
2
暗殺の手が鳴海屋の元締文蔵に伸びる。風来の剣を遣う老剣士、根岸夢斎との対決。2016/06/30
左近
0
深川群狼伝シリーズ5作目。白昼堂々、料理屋の女将が襲われた。主、清右衛門に頼まれて蓮見宗二郎達、始末人が乗り出した矢先、その依頼人が殺されてしまう。怒った女将は依頼を取り消すが、どうも胡散臭い。更に、始末屋の元締、文蔵も命を狙われる。柔術使いも登場するが、呼び物は奇妙な動きをする老剣客との対決。まともにやり合っては勝てないと判断した宗二郎の作戦は……我が子が悪事に手を染めていることに気づきながら、詮議にはあくまでも立ち合いの上で敗れたと言い張って後追い自殺した老母が憐れを誘う。2012/02/17
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