内容説明
恋は苦しいこともあるけれど、ステキなこともいっぱい! 『下妻物語』の嶽本野ばらが綴る、恋する勇気をもらえるエッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
52
恋愛を軸にしたエッセイでした。個人的見方なので少しぶれているように感じました。それでも好きなものは好きと言えてしまうあり方が眩しかったです。好きなものに自信を持っている野ばらさん。自分も好きなものは好きだと自信を持ちたいです。2020/07/23
myc0
18
高校時代以来の再読。結構覚えてるなぁ。というか、血肉になっている。特に、コロンと恋の話は忘れたことはなかった。あの頃の私はまだ香水つけるとか考えたことなかったけど。逮捕歴のある野ばらちゃんを全肯定することはできないけど、彼の好きなものを好きだという強い意志がとても好き。美の前に完敗して傅くことを受け入れる生き方もいいじゃない。好きなものに自信が持てなくなった時はまた読もう。後半の22篇の物語は、濃ゆいけれど野ばらちゃん大凝縮という感じ。カード「恋人」がとても好き。2019/03/24
りりす
13
再読。初めて読んだ時は悪魔の項が一等記憶に残りました。ピアスの項は今でも全く同意見。私もお守りにしてるオーブのピアスがあります。この項と同じで安物で、ビジューのピアスと比べると本当にちゃちな素材なんですけど…(それでもお守り)。月並みな意見だけど、野ばらちゃんの本は、そうなの、私もそう思ってたの、って思いながら読める。もしくは、それでいいの?それだったら私も同じこと思ってたよ、って思える。他はDOLL、愚者、隠者などが好き。2015/03/21
アノニマス
10
浜崎あゆみの「appears」の歌詞の「それから何度目かの夜を飛び越えて帰りの車の中でキスをしたよね」という部分が優れていると仰っている辺りは特に覚えていた。恋人になるためには「順序良く段取りを踏んでいてはならぬ」らしいので。この頃のロリータやゴス系のファッションの人の趣味嗜好は確かに一貫性を求められていた気がする。2024/11/30
ひろ@ネコとお茶愛
5
面白かったー!久々の日本人作家さんな気がする。短くて均一な長さのエッセイ集で大変読みやすかったです。グサッ、ピリッとした言葉がいっぱいでいちいち凹んだりしたのですが、あとがきまでたどり着いたら緩んだ。ホッ。出来ればこうでありたいよね、素敵だな憧れるな、背筋しゃんとしたいな、というのが内容に対する感想。古本屋さんでの出会いだったのにちゃんとシールが付いていて感動(。・ω・。)2015/06/11




