文春文庫<br> 紅茶を注文する方法

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文春文庫
紅茶を注文する方法

  • 著者名:土屋賢二
  • 価格 ¥509(本体¥463)
  • 文藝春秋(2014/12発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167588083

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内容説明

戦った、敗れた、ボロボロになった! 「真人間への道」「座席の選び方」「わたしのダイエット」など、何でもないことに苦しみ抜くツチヤ教授が、襲いかかる周囲の人間、自然現象、運命を相手に戦いを挑み、敗北にまみれ、更に苦悩を深めるさまを切々と訴えた爆笑エッセイ。週刊文春長寿連載「棚から哲学」シリーズ第4弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ehirano1

78
なぜかまた土屋さんの本を読んでしまいました・・・。相変わらずのオフザケ全快。否、全壊の方が合っているように思えます(笑)。随所に人間の哲学的考察がなされているのですが、最後に必ず茶化されてしまうのでなんだか損した気分になりがちです。しかし、これも読者があまり凝り固まった考えにならないように、との著者ならではの配慮なのか実はこれ以上深みに入ると出てこれなくなるという警告ではないかと無駄に深読みしています。なんだか感想が著者に似てきた気がしてきました(笑)。2016/10/02

♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤

53
気がつくと土屋先生の本を手にしている。解説で立川志の輔さんが書かれているようにいつの間にかツチヤ菌に感染してしまったよう。今回で5冊目。本書は、おなじみの助手さんとの掛け合いのネタ、本の売れ行きに関するネタ、奥様ネタ、本棚ネタなど、週刊文春に連載したエッセイをまとめたもの。「奥さんや助手の人はあんなにひどいんですか」と初めて会う人は期待に顔を輝かせてきいてくるらしい。独特の「土屋ワールド」は、文句なしに面白い。くれぐれも紅茶を注文する方法を教えてもらおうとしてこの本は読んではいけない。2021/03/07

優希

43
面白いです。何でもないことに悩むけれども、果敢に戦っている姿にニヤリと笑いを浮かべてしまいます。やることなすこと駄目な結果を生み出し、更に悩む様子を訴えているのに笑えてしまいます。皮肉まじりな文章に読みだしたら止まらなくなってしまいますね。何も考えずにサラリと読めるし、癖になる土屋先生のエッセイをもっと読みたくなりました。2014/09/28

10$の恋

42
まず、本気で「紅茶の注文方法」を知りたい方にはこの本は適さない(笑)。天衣無縫な持論は、もはや可愛らしささえ醸し出す。また、無駄な抵抗とは言え、奥様に苦言を呈する勇気は男として讃えたい!しかしこれは、ゴジラに卵をぶつけてるようなものだろう。むしろタンパク質効果でゴジラ…いや、奥様のお肌がお美しくなられるかもしれない。かたや猫パンチの如くの早さで繰り出す笑いのジャブは、私の胃袋の下にある笑い袋をジャストミートする。フフッ、瞬時の腹筋!相変わらずこれが心地良い♪「土屋哲学」からこれからも目が離せないね(^^)2021/02/26

ミカママ

30
いつものツチケン節炸裂!この先生、豪快に書いてるけど、結構周囲の人に気を使いながら生きてるんだろうな、と思うと、もっともっと本を買ってあげたくなりますw2013/07/02

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