ちくま新書<br> 公安警察の手口

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紙書籍版価格 ¥770
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ちくま新書
公安警察の手口

  • 著者名:鈴木邦男
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 筑摩書房(2014/01発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480061980

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内容説明

監視社会化が進む日本。こうしたなかで、不当逮捕を繰り返し、統治機構の末端で暴力を行使しているのが公安警察である。いったいヴェールの向こう側では何が起きているのだろうか? かつて赤報隊事件で公安警察に濡れ衣を着せられた経験を持つ著者が、その捜査手法や権力構造を照射し、知られざる公安警察の”真実”を追究する。

目次

序章 やりたい放題の公安警察
第1章 公安警察の論理
第3章 「潜在右翼」の発見
第4章 共産党へのスパイ作戦
第5章 新左翼へのスパイ工作
第6章 ガサ入れ、尾行、張り込みの実態
終章 監視社会のゆくえ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kokada_jnet

51
邦男節全開の本で、面白いです。鈴木邦男の最高作かも。公安警察から抑圧をうけた立場として、右翼と左翼の双方の状況を分析できる人は、他にはいない。「普段、右翼活動をしておらず突然事件を起こす」という「潜在右翼」に公安がまったく対応できていないという正論。しかし、それよりも面白いのは、執筆の参考のために革マルの幹部に会おうと、玉川信明に依頼かける箇所とか。見沢知廉事件で、「死体を埋め直す」作業を手伝ったボヤキとか。公安のスパイて成功するのは「明るくて、面倒をみてくれるような人間」というのも、面白いな。2021/07/05

猫丸

16
例えば上野駅へ行ってみればいい。許可の下りないはずの場所で、条例に違反する音量で、口汚く隣国への根拠なき妄想を吐き散らす低脳をみることができる。街宣車の横暴を、通常の刑事警察は見て見ぬふりをして放置する。市民の安全を担保する警察力もあるにはある。しかし公安はそんな事に一切興味は無い。我が組織・予算を守るため、法を曲げ、違反も揉み消す。日本最大の反社会組織である。あるいは大きな荷物を持ってアメ横あたりをうろついてみるといい。さらに所持品検査を拒否すればすぐに10人程度の巡査が涌いてきてアナタを囲むだろう。2020/12/23

i-miya

4
★鈴木邦男『日本の公安警察』 2005.02.01 P34 違反もみ消す公安警察 右翼のため2005.02.02 公安職員 2000人  だめな公調  P68 1945.12.14 警備課設置 都道府県警察 P77 サンドイッチデモ P90 「正論」「諸君!」「サンケイ新聞」読者の方が、右翼より過激 P92 過激化する潜在右翼 ☆ 三島事件後自殺者20人内10人高校生  ☆1976 ロッキード事件の児玉誉士夫邸にセスナで突っ込んだ前野光保   2005/02/03

半木 糺

4
青木理『日本の公安警察』が「取り締まる側」つまり「体制」の側から見た公安の姿を描いたのに対し、本書は「取り締まられる側」の立場から公安を論じている。当人にとっては笑い事ではないのだろうが、著者の公安警察がらみの悲喜ごもごもはユーモラスで面白い。著者は日本の治安維持にはむしろ公安警察の存在はマイナスであるとし、その縮小を叫んでいるが、きちんとしたスパイ防止法案も無く、工作員が多数活動しているであろう日本の現状を考えると、やはり公安警察の存在は認めざるを得ないであろう。2013/03/28

カネコ

4
2010/11/01

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