角川文庫<br> 赤頭巾ちゃんの回り道

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角川文庫
赤頭巾ちゃんの回り道

  • 著者名:赤川次郎
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • KADOKAWA(2014/12発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041879771

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内容説明

尾田和成は二十年以上の刑事生活にピリオドを打ち、〈K探偵社〉に再就職することになった。そこでの初仕事は、小学生の塾への送り迎え――通称〈赤頭巾ちゃんサービズ〉。元刑事の尾田にとっては簡単な仕事のはずだったが、一瞬の隙をついて大富豪の一人娘・美音が誘拐されてしまう。しかも、美音の父親・高田には、十二年前の殺人容疑がかけられていて――。過去と現在の様々な事件と人間関係が交錯する、極上のサスペンスミステリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

15
人格を疑うような大人ばかりで、暗澹たる気持ちになる。人間の欲が交わりに交わって、余計に事件が複雑なものになっていた。これは犯人探しをし始めたら、本当にキリがない。11歳の女の子が、あんなに達観せざるを得ない環境をつくり出してしまったことがいちばん悲しい。嘘に嘘を重ねて、裏切りの果てに失ったものが大きすぎる。2014/02/10

くらげ@

7
(☆☆☆)警察官を辞めた主人公が次に勤めたのは探偵社。初めての仕事は、少女の学校の行きかえりを送る仕事だが、その父親の周りで起こった事件を気にかけていると、少女が連れ去れるという事件が起こる・・・。おもしろさはそこそこだけれど11歳とは思えない言動にちょっと違和感。2012/06/21

やっち

5
頂いた本。赤川次郎は中学生の頃に夢中になって読みました。それから随分と月日が経ち本作品を読みましたが…残念ながら今はもう夢中になれないなぁ。尾田が若い女性に好かれる魅力も読み取れず登場人物達の心情も雑多な感じで…ちょっぴり残念でした。2013/12/14

そうたそ

4
★★★☆☆

kaizen@名古屋de朝活読書会

4
高田 高田の元妻の兄妹の有田 有田の秘書の悠希 悠希の友達の南 南の母親で,探偵社の社長の神代 神代に雇われた元刑事の尾田和成 尾田は高田の元妻が死んだ事件に疑問に思う。 高田の現在の妻, 現在の妻の元彼は、高田の運転士として雇われる 高田の娘を尾田が送り迎えをする まだ数人登場人物がいるので、関係を忘れないようにしないといけない。 赤川次郎がうまいのは、複雑な関係の人物を自然に登場させるところだと分かった。2011/08/16

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