- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
頑なに自分流儀を貫く店主、酒と肴をこよなく愛する心優しき人々……昔ながらの大衆酒場で夜毎繰り広げられる人間ドラマ。多種多様の顔を持つ東京の名物酒場を飲み歩き、酒場を巡る四季と人間模様を活写する。酒場での感動を詠み込んだ「酒場八十八句集」を巻末に収載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
18
街を歩き、横町に入ると、そこには「大衆酒場」が。自分流儀を貫く店主と、酒と肴を愛する客たち。煮込みの美味しい店から、池波正太郎が愛したどぜう鍋を出す店など名物酒場の数々とそこでの人間ウォッチングを書いた本。2016/01/08
ハチ
16
酒場の侘び寂び。人生の宿り木。筆者はただの酔っ払いでは済まぬ、さびしさや趣や風情をまとっている。 侘びて一杯。寂びて一杯。 特に冬の句。 グッバイを鞄に詰めて冬の旅…はまるでシューベルトの音楽の様などうしようも無さをうたっており、そっとコートの襟を正てたくなる。2019/12/30
でんちゅう
10
とても丁寧で、くそ真面目に酒場を語っている感がする。テレビでは大いに楽しんで笑顔が絶えない、本当の酒好きだけど、本では俳句を交えて、真剣に酒場を論じていて、ギャップが楽しい。この本に載ってる酒場を訪ねて見たいけど、こっちは田舎だから無理です。しかし酒を飲みながら、この本を思い出すのも有意義かも知れない。良くぞ酒好きの心を揺さぶる名著を書いて頂いたと感謝します。人生は酒と旅だなぁー!2020/12/18
ちくわん
10
最近は「吉田類の酒場放浪記」以外に自らの意思でテレビは見ない。その方の著作。もっとざっくばらん系かと思っていたが、しっかり文化人だった。四国生まれの、アーティスト、登山家、俳人。松尾芭蕉のようだ。テレビでは、また違う顔をみせるが。酒を飲んだらダメな国もあるが、そうでなくてよかった。2019/01/22
ハチ
7
久しぶりの再読。 琥珀色のエタノールの向こう側。 吉田類のニヒリズム、ハイブローがほとばしる。 カッコ良すぎるだろ。 人生は辛い時もある。酔っ払って猫みたく横になれない時にこそ読みたい。サンキュー2023/05/01




