小学館文庫<br> 食の堕落と日本人(小学館文庫)

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小学館文庫
食の堕落と日本人(小学館文庫)

  • 著者名:小泉武夫【著】
  • 価格 ¥495(本体¥450)
  • 小学館(2014/05発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 120pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094056617

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内容説明

【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。

食文化への深い造詣と食に対する果敢な行動力で人気の、小泉教授の辛口痛快エッセイ。納豆、干物、漬け物、日本酒など日本の伝統食に込められた深い智恵や工夫、健康への効果を見直す。また、現代日本人の食の堕落を嘆き、食の堕落は国を堕落させると警鐘を鳴らす。コンビニにたむろする若者よ、ダイエットに励む女性よ、疲れきったサラリーマンよ、今こそ日本の伝統食を食べて元気を取り戻せ! 永六輔氏も大絶賛、現代人必読の書。

※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。

目次

第1章 日本食を食べない日本人は堕落する(旬を愛でる日本人の幸せ 食生活の変化と民族の遺伝子 ほか)
第2章 日本の食の堕落と崩壊(臭いがいちばん―くさやと納豆 日本酒を忘れた日本人―猫も杓子も赤ワイン ほか)
第3章 美しき哉、日本食の本質(梅干しの快楽 握り飯の神秘 ほか)
第4章 日本食の将来(日本の水よ、どこへ行く―素晴らしい水に恵まれていた日本 粗も頭も使いよう―無駄を出さないことが二十一世紀の美徳 ほか)
第5章 この国の食の堕落をいかに食い止めるか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カナン

34
そこまで極端に日本を下げ、他国を持ち上げなくても良かろうて、というのが正直な感想。しかし作者が如何に日本食を愛し、危機感を抱いているのかは伝わる。今の梅干しは不味いし、魚を焼けない団地は異常だし、日本より早死にするフランスの赤ワインを長寿のためだと飲んでる奴は勿論阿呆だ。日本なのだからビールじゃなくて日本酒で乾杯しろって気持ちも酒飲みにはよくわかる。旬を忘れ、魚の名前もわからない現代の日本人。先日大根葉が200円で別売されてるのを目撃して昭和生まれの自分は二度見するほど驚いた。うん、やはり堕落してるかも。2018/11/27

ミカヅキカゲリ

4
切り口が面白かった。わたしは今、ひとり暮らしをはじめようとしている。ひとり暮らしをはじめたら、出汁を取ろう(苦笑)。鰹節を使おう(苦笑)。2012/07/29

Yasushi I

3
発酵食品に関して右に出る者がいない食物学者が和食の衰退に警鐘を鳴らす作品。和食に果たす良い水の力も再認識できた。以前講演を聞いたことがあるが、あの元気と色艶はネバネバの成せる技なのだろう。と、今朝はさっそく納豆で!2014/04/22

イエテイ

2
日本の食の堕落を嘆いた本なんだけど、日本食や発酵食品の素晴らしさには賛成。でも赤ワインやビール、パン食やファーストフードもいいところたくさんある(だから比率が上がっている)。サンマと鰹節食べたくなるな。2020/06/13

どきん

1
鰹節削り器、実家にはあったなぁ。そういえば鰹節見かけないな。2017/06/17

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