内容説明
ジムの人工壁をよじ登る、人気のスポーツ「フリークライミング」。13歳から30 年間、岩と格闘してきた<達人>が贈る日本で初の小史。
目次
1 フリークライミング事始め(ごく自然発生的なフリークライミングの始まりと、そのナレソメ;有史前のボルダリング ほか)
2 フリークライマー誕生(フリークライマー誕生;愛と青春の旅立ち ほか)
3 グローイング・アップ・80th(どこにいったい壁がある?私、一本指懸垂、できます ほか)
4 時代は変わる(フリークライミングからスポーツクライミングへ;平山裕示登場 ほか)
5 私は「クライマー」です(哀愁のヨーロッパ;人工壁時代の幕開け ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
sakesage
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鷹取から現役のクライマー兼編集者という肩書きを持つだけに実感とも嫉妬ともつかぬクライマーたちの血と汗と涙の結晶とも言えるような石にかじりついてきたウィっとに富んだ文章で読ませてくれる。特に彼の周囲に集まった人間模様を忌憚なく書かれているけれども、彼をこの本が出ることで恨んだ人々もいたんだろうと妄想せずにはいられない。2012/10/28
yoshida ryusuke
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ボルトルート全盛の時代からクライミングを始めた私にとっては非常に興味深い内容だった。2011/08/21
kwy8791
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間違いなく「内輪向け」の本。でも内側の人ならニヤニヤしながら読める本。クライミングって、「ビョーキ」なんだよなぁ。と独りニヤニヤニヤニヤした一冊2010/12/18
安心院
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復刊版を購入。日本のフリークライミング会の歴史が伝わる本だ。基本的には著者の内輪語りに終始するのだが、それがそのまま日本を牽引した人物たちなのだろうと思うとケチをつける気にもならない。2024年の今、ボルダリングは国民に受け入れられつつある。私もそのクライマーの一人なのだが、基本的にはジムでのボルダーのみ。最近は「外岩」にお熱で小川山と御岳に通い詰めている。今現時点で十全に楽しく、未到の課題がそれこそ山のように待ち構えている。そういうなかでフリークライミング人口は増え、その哲学は受け継がれるのだろうか2024/12/22
Minoru Inoue
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フリークライミングの30年がわかる秀本。レジェンドの名前がぽんぽん出てきて、またその脚注が面白い(^^) クライミングをやるものとして、フリーの精神を理解し、次世代へ繋いでいきたい。純粋な形で岩と関係を気づいていく、態度を忘れないようにしたい。2021/08/21
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