内容説明
在宅看護を専門にしている看護婦のミシェルは、怪我をして実家に戻っているザックの見舞いに出かけた。そして、二年ぶりに彼の姿を見て思わず息をのんだ。ザックはあらゆる意味で大人の男性となり、危険なほど魅力的な男性に変身していたのだ。信じられないことに、彼は自宅に戻ったあとの付き添い看護を頼みたいと言ってきた。怪我の痛みにひどく苦しむ彼を見かね、ミシェルは申し出を受け入れてしまった。ザックの魅力に翻弄される日々が待ち受けているとも知らず。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
糸車
19
コミックを先に読んだことを後悔。ヒーローの見た目がひょろっとして長髪だった為、7つも年下で弟のように可愛がっていた彼をヒロインが夫なき後異性として急に意識するのがピンと来ず。小説のヒーローは黒髪で男らしい風貌なので余計に。36歳のヒロインが衰えていく容姿や出産について思い悩む気持ちは分かる。逆に兄がヒーローの気持ちを具体的に教えてくれるシーンにそうだったんだ！とハッとした。そう、彼の気持ちは家族にバレバレだったのです。ヒロイン鈍感。ヒーローの愛の深さにやられる。欲を言えばもっと積極的に口説いて欲しかった。2022/08/13
月
2
★★★☆☆ 年の差を気にするのは日本人だけだと思っていた。ヒロインは優しく聡明ではあるなのに、こと恋愛に関しては受け身。ヒーローは若いころから分別のある大人なんだと思った。2012/02/29
こえん
2
ヒロインがヒーローより７才年上、ヒロインの兄とヒーローの義姉が結婚したため家族として１０代を過ごす（双方の両親は死去）。ずっとヒロインのことを思ってたヒーローの心中が切なくて良かった。2009/06/04
