パレット文庫 パレット文庫 キャットウォーク事件簿No.2

著者名：新田一実【著】

小学館（2014/12発売）

• ISBN：9784094214987

内容説明

将（まさる）と悠次（ゆうじ）の悪友――コンパの仕切り魔で、女好きの伊藤（いとう）が主催する合コンで事件は起きた。戸田（とだ）という他校の男が帰宅後死んだのだ。不参加の悠次は伊藤から、急性アルコール中毒ではとの噂（うわさ）を聞く。その後なぜか伊藤が行方（ゆくえ）不明に…。司法解剖（かいぼう）の結果、戸田の死因はなんと麻薬の過剰摂取（かじようせつしゆ）と判明！　伊藤が麻薬の売人（ばいにん）とは思えないが、戸田の友人と思（おぼ）しき男が「伊藤はどこだ？落とし前を付けてやる」と、悠次を伊藤の一番の“ダチ”と思い込み、脅（おど）しをかけてきた。美しい友情のゆえなのか？　女子学生・瀬田（せた）から有力な裏情報を得た将だが、今度は悠次が消えた…!!　タマとカイザーの出陣迫る!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[瀧ながれ]

例によって、事件の全貌はどうでもよくて、ファミリーが無事ならそれでよし、という「事件簿」(笑)。悠次がらみのワンコたちがかわいくて、将が作る料理がおいしそうというシリーズです。張り切るカイザーがかわいいけと、シェパードだからなあ、うかつに「働かせる」わけにはいかないな、怖い…。

2014/03/10

[Rina]

再読：10.05.02

2010/05/02