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内容説明
あなたは日ごろ、図書館をどのように使っていますか。棚を見ただけで、適当に選んだりしていませんか。手にした資料が信頼に足るものか、調べもせずにレポートを書いたりしていませんか。本書では大学図書館に勤務する著者が、図書館で何をどこまで調べられるのか、基本から「奥の手」まで、探索力上達の秘訣を伝授します。初めてレポートを書く学生さんから「いまさら聞けない」と悩んでいる研究・調査業務のプロまで「調べ、書く」必要のあるすべての人々のための新しいバイブルの誕生です。
目次
図書館の正体と図書館への招待
資料の多様性と評価の視点を知ろう
どうやって資料にたどりつくのか
レファレンス・サービスを酷使せよ
資料は世界を巡り、利用者も世界を巡る
電子情報とのつきあいかた
1 ~ 1件/全1件
- 評価
Piichanの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
57
レファレンスと目録の基礎が載っており、図書館学の入門書として役に立った。プロ意識の高さは見習わなければいけない。 2018/04/14
テツ
30
図書館には死ぬほどお世話になっているので。こちらは市井の図書館というよりも大学図書館について。どう利用するかという心得ついでにエッセイ風に書かれた文章が読みやすく面白い。凄いよな図書館って。金がなくてもあれだけの膨大な一生かけても読みきれない量の本が読み放題なんだぜ。まさに現代のエルドラド!21世紀に蘇ったエデン!膨大な量の本があるからこそ何かしら目的意識を持って訪れた方が実りある読書が出来るということに気づかされたので、次回図書館に行くときには最初から読みたいジャンルを選別して出かけようと思います。2018/04/09
shiho♪
26
司書課程で「灰色文献」に関する参考文献として借りた。その部分(ものの8ページ)だけ摘まみ読みしてたが、他の章も読むと、大学図書館に勤務する筆者の「仕事の流儀」的な本でレファレンスの真髄を見た。p211~『児童書の利用で頭を整理する』かの司馬遼太郎も「いきなり難しい本を読んでも分からないので、子ども向けの本を多種類読む」と独学の方法について語っていたそうだ。自分もその類いで嬉しく思った。著者も守備範囲を広くするために『ちくまプリマー新書』シリーズや『岩波ジュニア新書』シリーズを読むという。なるほど~💡2022/10/30
ヤギ郎
22
研究のための図書館について記した本。ちょっとした調べ物から論文の資料集めまで,どんなリサーチにも図書館が活用できる。リサーチに踏み込むためのお作法について書いている。配架の仕組みや灰色文献の調べ方など,図書館を使う者には一度読んでほしい内容がたくさん。先人研究者の「リサーチ」にも言及していておもしろい。論文を書く時におすすめ。2019/01/17
あっくん
17
2004年初版なのでもう20年近く前の著作ですが、参考文献をどう見つけるか?そのために図書館をどう使い倒すか?という論点に明確に答えてくれる名著。修士論文を書いていた頃に出会えていれば、どれだけ助かったことか…。久しぶりに国会図書館に行きたくなってしまった。 これだけネットが発達して書物が電子化された現代においても、そして将来的にも紙の本は残るだろう。それをウンベルト・エーコの「自動車は自転車よりも速く走りますが、自転車は廃れていません」という言葉を引用した著者の主張は、私も正しいと感じる。2023/02/13
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