- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
安倍政権が実は消費税が上げられない理由とは?
日銀の金融政策、株価、国際、税率、地下などなどの項目が五輪後はどう変わる?
そこから、老後破産の根拠を探り、どう逃げ切ればよいのか?
40~50代に向けて、新たな生き方論を提示する書。
第1章 安倍首相が消費税を上げない3つの理由
第2章 消費税は上がらなくても2020年以降に不況の波
第3章 これから危機に直面する「40代・50代」
第4章 家計を救う、この先5年の基本戦術
第5章 家計の“内部留保”はどうやって増やすのか
第6章 10年で天地の差がつく“公的保障活用術”
(著者プロフィール)
荻原 博子(おぎわら・ひろこ)
1954年、長野県生まれ。大学卒業後、経済事務所に勤務し、
1982年にフリーの経済ジャーナリストとして独立。
経済の仕組みを平易に解説する家計経済のパイオニアとして
テレビや雑誌で活躍。これまでの著書・共著・監修書籍は100冊以上を数える。
近著に『払ってはいけない ~資産を減らす50の悪習慣!』
『投資なんか、おやめなさい』(ともに新潮新書)、『老前破産』(朝日新聞出版)など多数。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごへいもち
20
とても納得。タイトルも、だから「上げない」ではなく「上げられない」なのかーとわかりました。一般的な庶民から絞り上げた税金は企業に吸い取られてるんだ2019/02/03
あいくん
9
☆☆☆2018年12月に出た本です。2019年8月の時点では、消費増税は不可避ですから、この題名は失敗です。 ただ、この本でも増税が先送りされても生活は楽にならないことが書かれています。「働き方改革」で残業手当が減る中、税金の負担は増えていきます。オリンピック後の不況も心配です。どうやって家計を守るのかという視点でこの本は書かれています。親が豊かな老後を迎えられるために、子どもが社会に出て一人前に食べていけるというのがあります。子どもがいつまでも親の世話になっていると親には豊かな老後はあり得ません。 2019/08/20
TAKA0726
8
令和元年夏の参院選で与党の勝敗で消費税増税が決まる。改選・内閣改造が注目大も投票率は48%、果たして著者のトランプ大統領が日本の輸出産業への補助金、免除のための不公平な税金は反対、貿易交渉、沖縄問題、カジノ法案、オスプレイ購入などすべてアメリカの言うがままでサプライズで上がらない!はほぼ無しで上がっても上がらなくても生活は良くならない。残業が減り給料が下がり、税金・社会保険料の負担増、オリンピック後の不況、自己防衛で借金を減らし内部留保を増やす事が大事。驚きは日本は世界4位の移民大国、安倍政権下で2倍増。2019/07/22
源氏星
2
ためになった。三つの理由を挙げて解説している。ちょっと強引に感じるところもないでもないが、なるほどである。輸出業者に消費税が還付されているとは知らなかった。消費税を上げたら小売業者や給料の上がらないサラリーマンにとって(そして安倍政権にとっても選挙で大敗するとしたら)それこそリーマン・ショック級の危機!って確かにその通りだ。図書館本。2019/02/03