クリスティー文庫<br> エッジウェア卿の死

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クリスティー文庫
エッジウェア卿の死

  • ISBN:9784151300073

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内容説明

カーロッタは人気女優ジェーンのものまねで、ポアロを含む多くの観客を魅了した。奇しくもジェーン当人が、ポアロに奇妙な依頼をしてきた。離婚を拒む夫の男爵をなんとか説得してほしいというのだ。純粋な興味からこの依頼を快諾したポアロ。が、数日後その男爵が謎の死を遂げてしまう……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

483
人によってかなり極端に評価の割れそうな作品。『アガサクリスティ完全攻略』では☆4つ。私が昔読んだ時の感想は「つまらない」だった。トリックが漫画の世界でなければ成立しない。犯人も意外性がないを通り越して、ポアロが一人で自縄自縛に陥ってこじらせてるだけに思えた。ところが、歳をとって「まぁ、フィクションですから」という余裕も身についてから読んでみると、なかなかに面白い。このプロット、一言でいえば”犯人を描く”ことだけで調理しきっており、その手腕は見事。クイーンやカーであれば本当に駄作にしかならなかっただろう。2018/04/04

れみ

123
ポアロシリーズ7作目。美貌の舞台女優から夫との離婚について相談を受けたポアロ(とヘイスティングズ)は、彼女の夫であるエッジウェア卿の殺害事件の真相を探ることになる…というお話。次々に提示される情報に振り回されて、なかなか真相が見えてこなくてジリジリした。それにしても…真犯人が書いたあの「手記」。一連の事件の間の行動や言動、心の動き、ポアロに対する評価。手ごわい敵というか…サイコパス的な面とか、恐ろしくてゾクゾクする。2019/04/07

ぽんすけ

121
なんともいえない読後感。犯人はまさかの人だったな。作中では正に輝くような言動で自分を中心に世界は回っていると信じており、自分勝手だけどある種の強力な磁力が出ていて、傍から見ている分には魅力的な人だったけど、殺人をするとは思えなかったので、最後の真犯人の発表の時大変驚いた。犯人が誰かわかってみてからもう一回一連の事件を振り返ってみると、犯人の残酷さと頭脳の明晰さにゾワっとしてしまった。三人も殺したけど必要だから殺したというだけで最後まで後悔とか詫びの気持ちとかはないんだろうな。2026/05/20

Tanaka9999

101
2004年発行、早川書房のクリスティー文庫。内容は正統派かな。どんどん分からなくなってくる感じの話である。それにしても解説の文章はどうなんだろう。作品を映像化すればだれが演じるのがよいか、というのは解説やあとがきではよくあるネタだろうが、全体に軽すぎると思ってしまう。もう少しなんとかならなかったものだろうか。2022/12/03

南北

100
エルキュール・ポアロの推理が楽しめる1冊。2017/05/11

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