内容説明
増え続けるウサギに手を焼く小学校。校長先生の雌雄別居の提案に始まり、次々に対策をくり出すが、なかなかうまくいかない。最後の策は成功したかに見えたのだが……(最優秀作)。大好評をいただいた『奇妙におかしい話』の第2弾。笑いを誘う話、不思議な話など、前回を上回る一般応募作のなかから、作家・阿刀田高氏が厳選した〃わくわく〃の31編を収録する!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ばー
8
読者から寄せられた奇妙におかしい話を紹介する本書。色々手直しが入っているんだろうけど、話の完成度は高い。僕はこういう実話系が好きなんだとつくづく実感。ほんとーに「事実は小説より奇なり」である。「おかしい」話なので、笑えるような、クスッとするような、和む話が多く、リラックスして読める。おすすめは「吹き抜けた風」。これが原文そのままだとしたら、文才ありまくり。家族の心和む爽やかで温まる光景が目に浮かぶ。良い話だ。2013/08/29
ガミ
3
暇潰しに何となく買って読んだんだけど、面白かった! 投稿作品の短編集でリアリティのある作品が多くて親近感の湧くはなしもおおかった。2012/11/17
kinki
3
クスッと笑える(^-^)/2012/05/27
もぐもぐチョビたん
2
投稿作品から選ばれた短編集。わくわく編ということらしいが無印との違いがよくわからない。 新聞の投書欄を読むのが好きな人にはたまらないですよね。微笑ましい話切ない話、思わず吹いちゃう話とバラエティ豊か(`・ω・´)スーパーのレジ待ちの話やら笑い袋のお爺ちゃんの話がツボにハマった。いろんな人の人生が垣間見えて面白かった。2011/12/15
きりだんご🐱新潮部
1
●図書館2012/10/07