内容説明
霧の街・オスタス。人間族の少年、リッツ・スミスは理由あって「マルタ・サギー名探偵事務所」の助手となる。ズボラで頼りない所長のマルタに不安を覚えるリッツ。しかし、マルタにはとんでもない秘密があった――
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りんご。
4
図書館本。 シリーズ短編集一作目。 これはあれですね。 中々巡り合えない、本編より番外編のほうが面白いタイプのシリーズですね。2021/07/20
まろりん
4
もしかして短編集を先に読まないとリッツとかジョセフ犬とか2巻で急にでてきてびっくりしたりするんでしょうか…しかしマルタはちょっとは成長したかと思ったらダメ人間ぷりはまるで変わってなくて笑ったｗでもマルタなりにリッツを思いやっているところは可愛いな。あとはかなり変わった探偵ものってところがいいですね。推理はしてないんですが、事件を通して色々あったりしんみりしたりほんわりしたりと。気軽にマイペースに読める作品なので好き。2014/04/07
ちー
3
『優秀な助手』と『優秀な犬(笑)』との出会い編。優秀……なはずの探偵があそこまでだらけきっていると、助手がしっかりするんだなぁとの良い例。しかし、なんでも完璧にこなす『怪盗』(美形)は『探偵』の青臭くて正しくて、ちょっぴり苦笑いなほどの若さをいたく気に入ってるし、『探偵』は『怪盗』のことを尊敬してるし。両者とも『好敵手』として相手を認め合っているところがこの物語の素敵なところだな～。というか、バーチの素がマルタ好きすぎて可愛い。美人でそつなくこなす経営者なのにマルタにメロメロって可愛い。ジョセフ犬も可愛い2012/05/20
かまかり
3
助手と名犬の初登場巻。1巻と2巻の間に読むべきだったとちょっと後悔。リッツもジョゼフ犬もいい子で可愛い。この時はまだリッツのツンツンデレデレが激しくて、他の長編に比べてバーチのマルタへの好き好き具合が高い。ジョゼフ犬とかタイトルのネーミングセンスに脱帽。2012/03/22
つこ
2
★★★★★2018/06/30
