「みんな」のバカ! - 無責任になる構造

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「みんな」のバカ! - 無責任になる構造

  • 著者名:仲正昌樹
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 光文社(2014/08発売)
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  • ISBN:9784334032524
  • NDC分類:361.4

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内容説明

われわれが何気なく口にしている「みんな」とはいったい誰のことか? 稀代の俊英が、「みんな」というキーワードから現代社会の「病巣」、現代人の陥っている「空虚」に迫る。

目次

1章 「みんな」って誰?(「みんなやっていることやないか!」 「赤信号」の法則 ほか)
2章 「みんな」の西欧思想史(法とは「みんな」の意志である 「みんな」による「みんな」の支配・全体主義 ほか)
3章 「みんなの責任」をどうするか?(「みんなの責任」の範囲 「自分で語ることのできない他者」への「責任」 ほか)
4章 「みんな」と「わたし」の物語(「みんな」から押し出された「わたし」 「わたし」が「みんな」から目覚める時 ほか)
5章 そして、「みんな」いなくなった!(「みんな」はいつまでも「みんな」なのか? 危ない時に出てくる「みんな」 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ラウリスタ~

10
仲正ですら、こんな本を書くことがあるんだと勇気が湧いた。読む必要はない。2017/12/31

Humbaba

8
みんなに責任があるからこそ、自分には責任がない。みんなの中には自分も含まれるので、責任は一部だけあるのだが、それを積極的に負うべきは自分ではない。責任を取らなくても良いことがわかっているからこそそこまで本気で取り組もうとせず、結果的に失敗に終わる。誰も責任を足らないのに、積極的に成功に導こうとするモチベーションは持てない。2015/11/10

Humbaba

7
みんなで相談すればそれだけよい結果が得られるとは限らない.それどころか,責任が分散されることから,一人ならば行わないような愚かな結論を出してしまうことすらあり得る.正しい判断をしたければ,責任を持って結論を下せる環境を作ることが大切である.2011/10/31

yamikin

5
みんなを嫌がる私という「みんな」が持ってる価値観。自分をみんなと一緒にすることで無責任になる「私」と、都合が悪くなるとみんなのせいにする私。自己分析してるみたいな読書感。ハイデガーを絡ませて言及するところが味噌。ドイツ語の概念分析から現代の無責任社会を糾弾する好著。著者の数多の新書のなかでも意外とトップレベルに面白くサクサク読める2010/12/22

ころこ

4
ハイデガーをハイデッガーと表現している位昔の本なので、批判するのはむしろ可哀想なのですが、著者の黒歴史と言っても良い、考えるヒントになったり思索が深まったりすることが無い、凡庸なエッセイでした。もう、それ以上感想はありません。2017/07/05

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