光文社知恵の森文庫<br> 9坪ハウス狂騒曲

個数:1
紙書籍版価格
¥942
  • 電子書籍
  • Reader

光文社知恵の森文庫
9坪ハウス狂騒曲

  • 著者名:萩原百合
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 光文社(2011/10発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334782924

ファイル: /

"Reader"および"Reader"ロゴは、ソニー株式会社の商標です。

内容説明

夫婦、娘2人の一家4人が9坪の家を建てて住むことになった!――1、2階合わせて15坪の空間をどう使う? 幻に終わった増築案とは? 白昼堂々の家宅侵入者って誰? 進行中の緑化プロジェクトとは? 土地探し、設計、建築から、実際の生活まで。主婦として、この家に暮らす著者が描く、波瀾万丈、抱腹絶倒の自邸建築体験記!

目次

まえがき―実験生活の始まり
聞き捨てならぬ夫の自邸建築発言
いざ“柱展”会場へ
不純な動機から始まった家づくり
初めての不動産屋まわり
川と桜に魅せられた土地
ひょうたんからコマ
唖然呆然の土地契約
図面からは見えてこないもの
美しき前川国男邸〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

西澤 隆

4
ふと伊藤理佐の「やっちまったよ一戸建て!」の手触りを思い出した。家というのはとてつもないお金持ちでもなければ一生に何度も買うものではないし、家が変わるというのはそのまま生活を見直すということでもある。だから家を建てる物語というのはほとんど例外なくどれを読んでもものすごくエネルギッシュで、登場するひとたちの強い「生命反応」を感じるのだよね。萩原百合さんが亡くなられたのがきっかけの再読なだけに「この人は今、生きていない人なんだなあ」と思うのがとても不思議で、とてもとても切ない感覚でした。ご冥福をお祈りします。2015/09/15

ウチ●

1
伝説の・・・と呼ばれる「増沢邸」。建築関係の人々には有名な、60年前に建てられたシンプル&モダーンな建物とのこと。ひょんなことからこの建物を現代に再現し暮らすことになった家族の物語。最初は全く乗り気でなかった著者が一転、グイグイと牽引役になって話を進めていく様が楽しいですね。現代の住宅と言えば広さ至上主義というか、広い=エラいという考えが広く浸透しているという気がします。先ずは「くらし方」をよく「考える」ことの大切さを教えていただきました。2012/09/11

oraisony

1
1階9坪2階6坪の狭小住宅を建てるまで、4人家族で住んで数年を当事者である著者が、悪いところ良いところを織り交ぜてピックアップ。シンプルライフに興味津々なので、面白く読めた。新しく写真付きで「9坪ハウス 小さな家で大きな暮らし」が出版されているようなので、そちらも読んでみたい。2009/05/10

hapim

0
9坪ハウスの魅力満載。。。 建てたい!2008/11/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/473758
  • ご注意事項

最近チェックした商品