内容説明
一人息子だった。新宿署刑事・牛尾の子は旅に出たまま、ついに戻らなかった。やがて管内で風俗嬢が殺害された。女とわが子、さらに先に殺されたホームレスとの意外な接点。慟哭を堪え捜査に没頭する牛尾だが、なおも狂気の殺人連鎖が……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mr.lupin
42
ホームレスの男性が未成年の少年達に殺された。そのホームレスとちょっとした知り合いだった風俗嬢も殺された。またホームレスを殺した少年達も殺された。更に牛尾刑事の息子も殺されていた。沢山の者が殺されたが、一体どこでどうやってリンクしているのか、先が気になりページを捲る手が止まらなかった。森村誠一さんの著書、三冊目を読了したが、どれもこれも楽しめた作品ばかりで、 また他の作品も読んでみたい。 ⭐⭐⭐⭐⭐2022/06/24
K K
2
安定の森村誠一。やはり面白かった。群像劇が素晴らしい。一見無関係な都会の人々が、最後繋がっていく様が快感。素晴らしい筆致にうなさられる。やはり森村誠一はうまい!好きです。非常に楽しめました。2016/01/18
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