内容説明
「保育の計画」とは、一人ひとりの子どもの思いを実現していながら、その育ちも保障されていくように、また、子どもと保育者が一緒に創り出す遊びや生活の全体が豊かになるように、保育を「デザイン」していくことです。保育者がどんなふうに考えながら、保育を計画しているのか。そして、それはどのように表現されているのか、もしくは「デザイン」されているのかについて、さまざまな事例を読み解いていくという方法で考えていきます。
目次
第1章 保育はオーダーメイドデザイン(保育の一場面に見る「オーダーメイドデザイン」;どのように「保育のデザイン」がなされているか)
第2章 指導案に見る保育のデザイン(一人ひとりが集団の中に位置づいている指導案;環境構成と指導案 ほか)
第3章 環境に見る保育のデザイン(環境に込められた保育のデザインを読み解く;保育のデザインの本質)
第4章 保育における「計画」―種類の違いをどう生かすか?(短期の指導計画;長期の指導計画 ほか)



