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内容説明
「できん者はできんままでけっこう」、ゆとり教育の下敷きとなった答申を出した教育課程審議会元会長の三浦朱門氏のこの言葉どおりに進められてきた「教育改革」。そのなかで、戦後、守られてきた教育の機会均等が奪われ、子どもたちは家庭の経済状況によって「勉強ができるようになる」ための努力さえ、認められなくなろうとしています。経済を専門とするジャーナリストが、「学力」を切り口に日本の階層化、不平等の現実を鋭く追究し、子どもと教育の未来を守る方法を語ります。ルポ「『報国』の暴風が吹き荒れる」も収録。
目次
第1章 教育改革がめざすもの(ゆとり教育VS学力重視の裏側で 経済界の要求と教育改革の流れ ほか)
第2章 差別の目と管理の網(知らないうちに管理社会の時代に 自己規制に追いこまれる教師たち ほか)
第3章 機会均等を守る(階級化社会をめざす政財界 スタートラインを同じにすること ほか)
第4章 子どもの未来のために(公教育に企業の論理が入ってくる わが子を守るために親は… ほか)
ルポ 「報告」の暴風が吹き荒れる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
市井吉平
1
■2004年発行。 ■教育の自由化の裏にはエリートを育てたい経済界の思惑があり、新自由主義的な考えの広がりと相まって加速しているとするもの。 ■現在はどうか。2021/07/08
pinkie
0
新自由主義的教育改革に関する文献は多くあるが、それらは概して新自由主義的教育改革に批判的な立場から、批判ありきで論を進めがち。ただしこの本は、既存の文献に比べるとさまざまな取材や資料収集にもとづいて、エビデンスを整えた上で新自由主義的教育改革をぶっ叩いており、勉強になった。ただし「新しい評価」論で関心・意欲・態度を重視するという件には、筆者の「新しい評価」論への事実誤認があるかも……?という記述が窺え、その点は残念。態度重視の評価論が、すなわち子どもの管理強化に繋がるというわけではないのでは?2016/08/06
カイ
0
今の教育制度について改めて考えさせられた。2011/11/13
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