内容説明
この人が、妹のエイミーが恋していたイーサン・ハンター……。グレースは複雑な思いで目の前の男性を)眺めた。高名な形成外科医でありながら金次第で犯罪者の整形を請け負う卑劣な人物。だが、妹の命を奪った殺し屋の行方を知っているのは彼だけだ。なんとかして彼から情報を聞きださなければ。意を決したグレースは、イーサンの発した言葉に仰天した。「記憶喪失で何も覚えていないんだ、自分の名前もね」殺し屋のことも、妹の心をもてあそんだことも忘れたというの? いいわ、わたしがすべてを思いださせてあげる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くろうさぎ
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事件が解決してみたら、、ヒーローはなんて可哀想なんだろう・・・って思うわ~~!エージェントって奴は、時々なんて自分勝手な解釈な組織だろうって思えて仕方ないんだよね・・・。まぁ、どれも創作話の中ですが、、2012/08/08
akiyuki_1717
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苦手なサスペンスとしては残酷なシーンが少ないのと、何となく先読みできたので読みやすかった。ヒロインが仕事と、復讐のための行動とは言いながら、嘘をつきまくるんだけど、いつもだと男性の方がこの役なので、あまり引っかからないんだけど、今回は何故だか気になったし、スッキリ来なかった。オウムとのやり取りも何度も出てきたけれど、文字数を稼いだだけで、意味なかった気がする。ヒロインが気にする前に、もっとヒーローがオウムの話を気にするべきじゃないかと思った。ヒロインが妹だと言っていた被害者の女性が一番、可愛そうだったかも2018/09/22