物語のなかの社会とアイデンティティ - あかずきんちゃんからドストエフスキーまで

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物語のなかの社会とアイデンティティ - あかずきんちゃんからドストエフスキーまで

  • 著者名:佐藤嘉一
  • 価格 ¥2,530(本体¥2,300)
  • 晃洋書房(2004/04発売)
  • ポイント 23pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784771015258
  • NDC分類:361

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内容説明

本書は物語のなかの「社会と自己」の問題について論じている。「社会」のなかの自己、「自己」のなかの社会、社会と自己の関わり合いを「あかずきんちゃん」や「蛙の王様」のグリム童話、「鶴の恩返し」や「桃太郎」の昔話、「ロビンソン・クルーソー」の冒険物語そしてドストエフスキーの小説などを素材に選んで論じている。
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。

目次

第1章 「わたくし」という現象―宮沢賢治の詩を読む
第2章 「あかずきんちゃん」にみるアイデンティティと社会
第3章 「恩」の構造―契約における非契約的要素の問題
第4章 『ロビンソン・クルーソー』におけるアイデンティティと社会
第5章 「わたくし語り」とドストエフスキー―『未成年』を現象学的社会学の目で読む
第6章 「からだ・こころ・他者」ノート―現象学的社会学のための若干の範疇について
終章 結びにかえて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nranjen

3
大学の講義がもとになっているようで、一冊一貫しているというわけではなかったし、表題と広い意味でつながっていたとしても直接的に関係はない章もあったと思う。ヒント的なものはいくつかあった。2018/04/29

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