内容説明
中国禅宗の開祖として名高い菩提達磨の四つの語録の真義を、現代インドに出現した究極の禅師・和尚が、1500年の時空を越えて克明に解き明かす。
目次
求めないことが至福
内なる存在への旅
この本性がすなわちブッダ
ブッダは無益な修業をしない
〈あるがまま〉が人の本性
言葉を越えた理解
あなた自身の権利
過ちを犯す自由
死者は血を流さない
心のなかにいないこと
心こそ最大の敵〔ほか〕
感想・レビュー
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無能なガラス屋
4
「それは師との深い合一によって、すでに到達した者と恋に落ちることによって、彼のなかに自らの本性を見いだすことによって可能になる。あなたはただの種子でしかないが、師は開花に至っている。それがあなたに上昇したいという、自らも花になりたいという熱望を与える。それは学ぶということではないし、教えるということでもない。師への深い愛がすべてを決める。」2023/12/02
さしとおう
1
神を信じない人に悪魔を信じることはできない。神を否定できる人は、間違いなくあらゆる悪魔を否定できる。p179より2009/07/04