内容説明
東京まで二日という陸の孤島に単身赴任して八年、柳沢将夫は東京本社へ異動を直訴しに旅立った。しかし、彼に密かな恋心を抱く少女・泉佐知子や、亭主を殺した駅前喫茶店の女将、下宿先の女主人公らが、その旅に加わって……。待望の長編ミステリー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coco夏ko10角
14
モヤモヤする部分多くてちょっと…。2017/02/08
鍵ちゃん
11
山間の村に単身赴任していた柳沢は、8年ぶりに東京の我が家へ帰ることになった。でもなぜか都会に憧れる女子高生と逃亡殺人犯の女が道連れになって、道中はトラブル続出。おまけに柳沢に想いを寄せる主婦まで追いかけてきて…。4人の男女が繰り広げる、おかしくもちょっと切ないなロードノベル。2021/03/19
そのぼん
8
人が死んだりしている割には軽く読めました。 赤川次郎の作風の特徴なのかな、と思いました。2012/05/06
さき
2
はちゃめちゃロード!優しすぎだろっ! 今、家を田舎を自分のバックボーンから飛び出さなければつて、飛び出してみちゃった彼女は凄いし、それに納得して信じてくれたお母さんも凄い。ただ娘を心配して飛び出したはずの旦那が、実は不倫の最中に病院に運ばれたことから不倫発覚して第一声が不倫相手の名前…最低すぎでしょ(>_<)その後この家庭はどーなったのかが気になるところ。2018/03/29
kaizen@名古屋de朝活読書会
2
何年も単身赴任なんて、惨い。 それでも3人の女性に慕われるなんて、うらやましいやら、哀しいやら。 波瀾万丈の東京行き。 最後が、ばたばたと終わってしまったのは残念。 小説推理への連載とのこと。 単行本にするときに、もう少し手を入れて欲しかった。2011/08/11