龍馬の姉・乙女 - 傑作歴史小説

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龍馬の姉・乙女 - 傑作歴史小説

  • 著者名:阿井景子
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 光文社(2015/01発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334736279

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内容説明

安政四年。坂本のお仁王さまといわれた乙女が、藩医・岡上(おかのうえ)家の新甫(しんすけ)に嫁いだ。絵を描き、長刀(なぎなた)を使う大女の乙女と小男の新甫は、まさに蚤(のみ)の夫婦。長男・赦太郎(しゃたろう)も生まれ、姑とも上手くいっていた。ところが、長姉の突然の死、弟・龍馬の脱藩、さらには夫の不倫が発覚し、俄に乙女の身辺に変化が生じてきた。――龍馬の姉・乙女の実像。他一編収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ともとも

4
この作品も時代というか人生を翻弄された 二人の女性。 結婚生活が真逆な二人であったが、 自分の愛する人たちが次々とこの世を去っていく そんな辛く・悲しい現実という共通点がありながらも 龍馬や自分の子ども、半平太や親類縁者との繋がりが とても、豊かなものであったり、強い絆であったり そんな愛情が物凄く感じることがとても出来ました。 2012/07/05

かず

1
乙女(とめ)さんは、はちきん でもっと自由に明るく生きたのかと思っていた。幼にして親に従い、嫁しては夫に従い、老いては子に従え の三従の訓が印象に残る。あ、ちなみに高知出身の妻との結婚の承諾を義父にいただいた時、こう言っていた。「高知の女は強いぞ」と。また、武市半平太の妻の冨の話もとても良かった。幕末は悲しい不条理な話がたくさんある。2020/06/23

橘きこ

0
嫁いでから、夫の暴力や姑のいじめに耐える乙女の強さに感服!私だったら、彼らに跳び蹴りをくらわせ、即行実家に帰ります!! 2010/01/28

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