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内容説明
『青い花』テレビアニメ化で話題沸騰、志村貴子(『放浪息子』)の短編集。夢に出てきたハダカの女の子は…どう見ても、ぼくなんです。繊細で淡々とした作風で人気急上昇中の志村貴子、傑作読切作品が1冊に! 『放浪息子』の原点的作品である表題作「ぼくは、おんなのこ」など、計6作品を収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソラ
27
志村貴子さんの初期短編集。何となく『少年の娘』が印象に残った。2014/01/02
ソラ
15
初期短編集。今と比べるとかなり荒削りな感じ。2013/02/03
ひかる
6
どの話も独特な雰囲気で面白かったです。モノローグなどの言葉の選び方が素敵です。2015/08/04
Ribbon no kishi
6
放浪息子最終巻を受けて。性自認と性指向に関してはここでも確たるテーマとして根付いている。自分の中にあるイメージとの差異や、周囲との妥協点を見つけるのは難しい話だ。この短編に出てくる人々は、その問題を大したことのないように扱おうとする。わざとらしく演出がかった悲嘆にくれることはなくとも、ぽつりと挿入されるモノローグが水面に広がる波紋のような印象を与える。きちんとしたオチのない話が多いけれど、日常の描写やなんでもなさそうな一言の中にこそ独特の作家性が宿っていた。「少年の娘」「花」が特に印象深いエピソード。2013/10/04
ソラ
6
放浪息子が好きな自分にとって、”ぼくは、おんなのこ”、”花”はその原型としての通じるものがあった。2012/04/15