内容説明
時代の先端を切って革新的なことをしている人や組織は、常に世の脚光を浴びてもてはやされている。古くなったものには飽きるという性向が、人間にはある。しかし、古いものに対しては心の落ち着きを感じる。人間は生きていくという最も基本的な部分においては、食べて寝ることを繰り返している。繰り返しは、人間の宿命である。激動の世界であるといわれて、知らないうちに「変化」はよいことであるという錯覚に陥っているが、人間の行動様式に関しては、古いものにはそれなりの存在理由がある。本書には、「古きを温ねて新しきを知る」ような、人生を豊かにしていくヒントがちりばめられている。人はいま、古風を見直すべきである。
目次
美しく食べる<br/>立ち食いの格好悪さ<br/>時分時には食事を<br/>一家団欒の絆<br/>接待の今昔<br/>三つ揃いとネクタイ<br/>着物を着て日本を考える<br/>誂えた服を身につける<br/>付加価値は従<br/>悲しみの心情を大切に〔ほか〕
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