神武東征の謎 - 「出雲神話」の裏に隠された真相

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神武東征の謎 - 「出雲神話」の裏に隠された真相

  • 著者名:関裕二
  • 価格 ¥510(本体¥464)
  • PHP研究所(2014/09発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 120pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569660981

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内容説明

日本神話のなかでも、とりわけ謎めいているのが神武東征である。南部九州・日向の高千穂峰に降臨した皇祖神が、なぜ山を下って辺境の地「野間岬」に行き着いたのか。その末裔である神武天皇は、なぜ「日向」の地からヤマトを目指したのか。それらの難解な謎解きに果敢に挑んだのが本書だ。著者によれば、天から高千穂峰に舞い降りたという天孫降臨神話は非現実的であり、おそらく「野間岬」が天孫族の出現の地であっただろうと推察する。さらには神話が当時先進地帯でなかった「日向」の地から神武天皇がやって来たと設定した背景には、必ず何らかの事情が隠されているはずだ、と指摘する。それを解く重要な鍵こそ神武天皇の正体なのだと言う。「祟る鬼」と位置づけられた神武天皇の素顔に迫ることで次第に明らかとなる「出雲の国譲り」や神武東征の意外な顛末を知れば、読者は大いに驚かれるに違いない。天皇家の誕生とヤマト建国の謎がいま解き明かされる!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紅花

14
神武東征の謎にたどり着くまでの道のりが長い!話が卑弥呼、トヨの話、出雲ヤマトと関係、血縁関係、同一人物と見られる人等々色々興味深いことが沢山書いてあったけど、材料が多すぎて結局混乱に陥ってしまった。前々作「天孫降臨の謎」前作「呪いと祟りの日本古代史」を読んでから読むか、あるいはあまり深く考えずさらっと読む方が、良かったかも。2014/08/09

海辻

3
強引な推論もあるけれど概ね面白く読めました。神功皇后が北部九州の卑弥呼を滅ぼしトヨとして後継となった、という推論は興味深い。でも古代血族関係をきちんと理解するには、手製の神族皇祖系図を作る必要があるかもしれないですね。(図)2009/09/09

たかむら

2
「神武東征」と言う割には、それについての記述がほとんどなく、神功皇后の話がメイン。前作を読んでいなかったためか、いま一つ腹に落ちてこない。逆に卑弥呼の謎が深まった感じがして、ストンと落ち着くところに落ち着いていない。 元々著者の推論は面白く、興味があったので、そういう意味では楽しめる部分も多い。 本書を読んで、これが真実だ!と思うような人には向かない。あくまでも一つの仮説として、読者が自分自身で考察するための一材料とすべき。2013/07/08

和邇

1
「建国記念日」などで現在も日本人に馴染みの深い神武天皇の足取りを追う。神話と史実が入り乱れて大変面白い。ただ、著者の推論が割合多く含まれているので鵜呑みにするのは危険かもしれない。2009/08/18

Toshi KYM

0
祟る出雲 相変わらず難解2016/02/10

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