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内容説明
灘高校で「国語の落ちこぼれ」だった著者がどのようにしてベストセラーを書けるだけの文章力をつけたか、その秘密をすべて公開! ビジネスマン必見の「プレゼンテーションのための文章の書き方」も内包。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アルカリオン
13
〈日本の国語教育は、情緒的な文が読め、心情読解ができて名文が書けるというのが目標になっているようだ。読書感想文にしても、読んだ本に書いてある内容をまとめるだけではだめで、自分の感情が表現できないといけないと叱られる▼日本にいるとこれが当たり前のように思われるが、外国ではそうでない。論理的な文章や説明文がしっかり読めるようになることが母国語教育の基本とされる。作文についても、心情を書くというより、決まりきった形の文章を何度となく書かされる。定型的なレポートが書けるようになるのが、まさに国語教育の基本なのだ〉2021/09/02
しょうご
9
良い文章を書くには、まず型を身につけること、数学的な思考の必要性などが挙げられていた。文学に数学的な思考が大切なことはビートたけし氏も言っていたなと思った。良質なインプットを心掛け、読む人がいることを意識した上でアウトプットを心掛けていきたい。2015/03/27
greenman
3
実際に使える文章は文学である必要はない。本書は国語が苦手で、書くことも苦手な人に向けられて書かれているのでとてもわかりやすい。とくに著者はわかりやすいことと共感を一番重要視していて、そういう文章を書くことを勧める。そのためには自分の認知に関する認知一般(メタ認知)を駆使してネタ集めしたり、推理したり、推敲しなければならない。コメントにもう少しまとめます。2010/01/10
つな子
2
ようやく読み終えた。コンテを作ること、数をこなすこと、わかりやすくすること、どれも納得がいくが、いずれも論理的思考をすることが前提となっている。そして周囲とわが身を振り返るに、論理的思考はあまり浸透していない。これは教育の問題だろう。テレビについては同感。興味をそそられない。2014/08/03
おもち
2
文章を書くことにおっくうで逃げてしまいがちな人を対象にして書かれた本であるようで、文章を書くことへの恐怖感をなくすための心構えや基礎的な文章の書き方等が記されていた。 本書の主な対象である、文章作成に苦手意識を持っている人が読めば目からウロコだろうし、文章を書くことが大好きでさらなる高みを目指したいという人も文章を作る上での原点や基本を再確認するために読んでみると価値ある一冊になると思う。この本に書いてあることを愚直に実践すればそれまでとは違った景色を望めることだろう。2011/08/09