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内容説明
なぜ、プロジェクトは予定どおり進まないのか――そんな誰もが抱えるジレンマを解消する。これまで考慮されてこなかった人間行動の特性を踏まえ、プロジェクト・マネジメントにTOC(制約理論)を応用したクリティカルチェーン、我々の常識を覆し、パフォーマンスを飛躍的に改善するソリューションを提示。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シオウ
15
元上司おすすめ本。若干の古さは感じるものの、プロジェクト管理においてタメになる知識が多かった。学生と先生、先生と先生の対話形式で課題解決の道筋が展開されるのも分かりやすい。しかし...やはり海外本特有の持って回った言い回しがどうも馴染まない。実際のMBAもこんな授業なのだろうか。個人的には、内容はいいのに読むのは疲れる本だった。2020/01/21
所沢
15
クリティカルチェーン理論は、複数プロジェクト間で最も大きいリソースを特定して、個々のプロジェクト内にバッファーを設ける事で、プロジェクトを短期的に終了させる実践方法である。プロジェクトの条件は、固有の目的があり、納期や所要時間と資源の制約がある事である。制約条件の活用には、作業の優先順位を決めて一つの作業に集中させる事だと感じた。2017/09/20
vintage like
14
再読。「ザ・ゴール」の第四弾。今度はTOCのプロジェクトマネージメントへの応用。「なぜ、プロジェクトは予定通りに進まないのか?」この副題に興味をそそられないビジネスパーソンはいないだろう。ルーティーンの仕事は徐々に外部委託されたり、パートの仕事となっている。残された正社員の仕事に占めるプロジェクトの割合は確実に増加。本書では、所要時間が大幅に伸びてしまう「掛け持ち作業」、必要以上に見積もられる「セーフティ」時間があっても、ギリギリまで何もしない「学生症候群」をあげている。その解決法は…如何に…2016/11/11
スプリント
14
なぜプロジェクトは予定どおりに進まないのか?どの会社も経験したことがあるであろう悩みをMBAコースの教官とプロジェクトマネジメント経験のある生徒達のやり取りを介して解き明かしていきます。推論、実証、改善という流れで問題を理解できるのでとても参考になりました。2016/07/31
たー
14
TOCを単なる生産方式から普遍的な理論に拡張したという意味で重要な1冊。岸良裕司氏の「最短で達成する全体最適のプロジェクトマネジメント」と合わせて読むと良い。2011/07/07