内容説明
グレニス・シーモアは断じて“魔法”など信じていなかった。伯父や双子の伯母が引き起こす奇妙な言動にもきっと、正当な理由があるのだ。だが世間はそう見てくれない。浮世離れしたこのシーモア家の人々を守るのが彼女の務めだった。ある日、大事件が起こった。先祖伝来の指輪が盗まれたのだ。グレス・ストーンと呼ばれ、神秘の力を宿すと言われる指輪が。しかし、まさか敵が先に手を回してくるとは思いもよらなかった。「お嬢さん、お静かに。しゃべる時間はあとでいくらでもある」つきつけられるナイフ。誘拐されたらしい。走り出す馬車の中でグレニスは、目の前の悪党から目が離せないでいた。これほど整った容姿の男性は初めてだ。驚くほど青い目に、官能的な口元。じっと見つめられると、何だか落ち着かない……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Michelle
12
がっつりファンタジーの方に軸があって、ロマンスの方は二人にケミストリーが感じられなかった。登場人物が他作品に重なっているらしいので全体像を把握したくて読んでみた。2024/06/28
くろうさぎ
1
「花嫁の持参金」からずうっと続いてきたような感じだったのに、、これは・・?ファンタジーだった!ちょっとびっくりだった。ヒーローと小さな石そしてクィーンのやりとりがとってもかわいかったなぁ・・・。2012/05/11
ひまわり
0
先にコミックスよんだのでイメージが出来上がってる。2012/01/23
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