出版社内容情報
敗者の側から見た明治維新とはなんだったのか、が鮮明に浮かび上がる一冊。中公新書でロングセラーだった同書の文庫化。
会津藩の中級武士、荒川類右衛門勝茂が書きとめた日記。そこには、京都での日々、会津城下での凄惨な戦い、そして戊辰戦争後の会津の人たちの苦難などが詳細に語られていた──。敗者の側から見た明治維新とはなんだったのか、が鮮明に浮かび上がる一冊。中公新書でロングセラーだった同書の文庫化。
【著者紹介】
1935年、仙台市生まれ、東北大学文学部卒。福島民報記者、福島中央テレビ報道制作局長を経て作家生活に入る。『会津藩燃ゆ』(廣済堂文庫)『会津武士道』(青春出版社)など著書多数。
内容説明
「敗者」とは、「負ける」とは、そして、明治維新とは何だったのか―ある中級武士が書きとめた詳細な日記から歴史の新たな一面が見えてくる。逆境にあってなお、強く生きようとした人々の物語。
目次
1 京都守護職
2 戊辰戦争
3 血の海
4 無念の白旗
5 越後高田での謹慎
6 会津藩再興
7 苦闘する斗南藩
8 故郷での再起
9 怒りと悲しみ
著者等紹介
星亮一[ホシリョウイチ]
1935年仙台市生まれ。1959年東北大学文学部国史学科卒業。福島民報記者、福島中央テレビ報道制作局長を経て作家生活に入る。『奥羽越列藩同盟』で第19回福島民報出版文化賞受賞。『会津若松史』の編纂に携わった縁から始まった会津藩の研究は40年以上に及ぶ。その精力的な取材により、会津を通して幕末という時代の新たな姿を浮かび上がらせようとする視点には定評がある。会津藩の研究でNHK東北ふるさと賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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