Forget-me-not(1)

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Forget-me-not(1)

  • 著者名:鶴田謙二【著】
  • 価格 ¥942(本体¥857)
  • 講談社(2015/03発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063347517

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内容説明

こんな私は、はたして探偵と言えるでしょうか? ――(伊万里マリエルさん・談)。水の都ヴェネチアを舞台に、怪盗(ベッキオ)vs.“最も探偵に向かない名探偵”伊万里マリエルが対決したり、しなかったり。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kochi

26
真剣に読んでいくと、どうも主人公は、混血で、イタリア人の父は失踪中。祖父が著名な探偵かつ資産家で、にもかかわらず、秘蔵の絵「Forget me not」を奪われたため、その絵を探すことが遺産相続の条件。そこで主人公の伊万里だかマリエルだかは、貧乏暮らしをしながら、イタリアはヴェネツィアで探偵稼業をぶらぶらと・・・ 本書第一巻の続編が出ずに中断のまま、十数年。この著者にはよくあることで、ファンも分かっていて、ごくたまに読み返して記憶を新たにして、続きが出るのを待ち続けるという読者を巻き込む悲喜劇f^^;2019/08/08

ぐうぐう

21
水の都を舞台に、タートルネックのセーターを着た美女が駆け巡る。もう、それだけで充分ではないか。1巻刊行からすでに10年を経てもまだ、続刊が出る気配すらないことも、ある意味許せてしまうのが、鶴田謙二の漫画の不思議なところだ。事実、結末などなくても、ヴェネチアの街に気だるく佇むマリエルを眺めているだけで満足できてしまう。逆にそこには、結末などないほうがいいのかもしれないと思えてくるほどだ。2013/07/27

斑入り山吹

10
気に入った!わけのわかんない感じとか、明るいエロとか。読んだ夫が、山本直樹に似ていると言った。おー!目の離れた丸顔にエロね!!わたしは、ごちゃごちゃした感じの線がちょっと山田章博に似ていると思った。ちょっとだけね。女にある意味だらしなさを求めているのが、気が楽になって嬉しかったりする。こんな女ぜってーいねーよ!というのが笑って許せる、カラーもそうでないのもベネツィアがあまりにムーディーで。続き、何とか描いて下さいよ、鶴田さん!せめてベッポの印くらいネタ明かしてくださいよ。2010/10/29

kanon

9
これは画集です。鶴田謙二の絵、って感じ。鶴田さんが本当に好きなことだけをしているのが伝わってきて、最高。それにしてもこのサイズの本にしてはカラーページの感じとか、本の装丁(カバー裏も含む)がとても凝っている。値段以上の価値が絶対にあると思う。2020/04/19

はれやか

8
みんなマリエルを好きになる。〈私を忘れないで〉なんて作者自身のメッセージのようだ。2023/03/21

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