内容説明
昭和一九年一月、インド洋では英印連合軍が護衛艦艇群の配備を強化、帝国海軍は水上艦艇の動きを制約され始めていた。この状況をみた艦隊司令部は、開戦当初は戦果を上げた特設巡洋艦による交通破壊戦の打ち切りを決めた。オーストラリア孤立化を図りインド洋の英艦隊を殲滅するという目標は、戦力不足により頓挫したのだ。だが、アンダマン海の制空権を断念した帝国軍の前に「セイロン島南方海面に敵空母発見」の報が。果たしてインド戦線は持ちこたえられるのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りぃ
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「航空戦」と銘打ちながら、上巻では最大でも6機しか出てこない、いつも通りのクオリティ。「あの人」をどうするんだろう。2010/10/31
いーじす
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伊400の計画が無くなってるとしってショック2010/02/21
いちはじめ
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史実でいえばインパール作戦に該当するのかな、無能な指揮官に翻弄される戦局を、なんとかするのは大変そう。2003/09/24
カラヤ3
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潜水艦搭載の航空機は偵察が主任務となるので空母戦力が出てくると潜水艦ともどもその海域を離れるしかないだろうな。通商破壊の役立つだろう。2018/03/29