内容説明
今、大人の生活のしわ寄せをうけ、家庭が一番安心できる養育の環境になり得ないことが、深刻な問題です。そして、子どもの心が育ちそびれていく家庭でのもう一つの問題が、「親の育児経験不足が子どもたちに過剰なストレスを与えること」です。家庭で「子どもの発達に見合った子育て」がなされるようになることこそ、最優先されなければならない課題であり、中でもとりわけ大事なことが「心を育てること」です。人間としての「核」が形成される乳幼児期の内面の育ちを探ります。
目次
第1章 「わたしの世界」のなりたち(家庭とは?―「人がなぜ生きるか」を示唆する所;自我のめばえと自己主張の始まり―自分なりの心の世界の誕生 ほか)
第2章 「わたしたちの世界」へ―幼児の友だち関係はどう育まれるか(けんかを通して育つもの;日々の生活で交わし合う感情交流を豊かに―友だちの承認 ほか)
第3章 激しい葛藤をくぐり抜け、成長する―乱暴な言動をくり返した一人の子どもの育ちを追って(子どもの体と心のおかしさ;じん君の入園と保育者の悩み ほか)
第4章 友だちができにくい子どもへの対応(自我の育ちが弱い子;自分の世界にこだわり友だちを受け入れない子 ほか)
第5章 幼児の仲間関係や集団の育ちを支える保育(いろいろなグループづくりとその活動;集団だからこそできる体験 ほか)
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