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内容説明
イスラム法では利子が禁止!?
アメリカのリバタリアニズムは売春やドラッグの合法化を主張している!?
時代や文化圏によって異なる法には、どのような根拠や正当性があるのか。
本書は、近代法の本質を「言語ゲーム」の観点から読み解き、キリスト教、イスラム教、仏教など宗教法の成り立ちを探る。
さらに「公」の概念をもとに日本の法秩序を問い直す。
人類は法によっていかに幸福を実現できるのか。
自由と公共性は両立できるか―。
正しい法感覚を磨くための最良のテキスト。
目次
第1部 法の原理―法はなぜ必要なのか(法とは何か ハートの法理論 近代法の原則とは何か)
第2部 法の歴史―古代宗教と法(ユダヤ教と法 キリスト教と法 イスラム教とイスラム法 仏教と法 儒教と法)
第3部 日本人と法―法感覚を鍛えるために(日本社会と法 明治国家と法)
第4部 未来を構想するために―法と自由をめぐるいくつかの問題(民主主義とリバタリアニズム 国際社会と法)