内容説明
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『古事記』『日本書紀』をはじめとする神話を、歴史・民俗・考古学にわたって再検討しアジア諸国との神話も比較し、その原像に迫った名著が新編集で登場。序章が付き、脚注・現代語訳を新設し、図版を大幅に追加した。
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目次
序章 神話の息吹
第1章 神話と歴史
第2章 古典の神話
第3章 神話の重層性
第4章 出雲と筑紫
第5章 渡来の神々
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
RINA
2
日本神話は古事記と日本書紀の二冊を基にして書かれていると思い込んでいたが、他にも風土記や万葉集等も基となっているとは知らなかった。2011/04/15
るうるう
0
古来、日本列島には朝鮮半島や大陸からどれだけ多くの人間が渡ってきていただろう・・・・、と考えさせられた。本書で一番驚いたのは、『日本書紀』はひとつの伝承を記しているのではなく、その各部で代表する記述と、それに対応する異説を複数併記していることである。神の名前にしても複数あるし、その誕生譚も複数あったりする。そして少し後に成立した『古事記』は、ひとつのストーリーしか記していない。あたかも、抽出、整理、編集され、統合された物語のように。個人的にはワカタケル大王がとても気になる。2013/02/05