文春文庫<br> これからはあるくのだ

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文春文庫
これからはあるくのだ

  • 著者名:角田光代
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 文藝春秋(2016/05発売)
  • 寒さに負けない!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~2/15)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167672010
  • NDC分類:914.6

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内容説明

目の前で倒れた老人から、とんだぬれぎぬをかけられたり、路上で突然「着物をもらってくれないか」と、声をかけられたり。ラーメン店の店員のネパール人からは「私のセンセイになってくれ」と懇願されたりで、カクタさんの周辺はなかなか事件に満ちている。ひとり旅が好きで、料理が趣味で、「ロシアの貧しい食卓」なんてもてなしを思いつく、ユニークな発想と、自分の住む町で道に迷う方向感覚をあわせもつ不思議少女。そのまま大人になって、こんな日々を生きてます。

目次

わたしの好きな歌
人を喜ばせるプロフェッショナル
記憶の食卓
「引っ越しました」最新版
これからは歩くのだ
記憶力塾
ネパールの友達
十数年後の「ケンビシ」
透けていた
バスの中〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

pino

150
角田さんは方向音痴。私もその部類なので彼女のアドバイスにしたがって「犬印」ならぬ「角田印」を頼りに、この本を歩くように読んだ。目撃した角田さんは透けたり騙されたり。驚いたのは「あるくのだ」のきっかけになった老夫婦の妄想だ。予想外の展開はかなりのショックだったろうに。何だろう。彼女の天然ぷりがこちらの衝撃を和らげてくれた。彼女はダメージを埋めることより先に進むことを選ぶ人なんだろうな。ふんわりとした空気を纏い子供のような好奇心をもってこれからも何気ない風で歩く人なんだろう。ずっと変わらないのも才能だと思う。2014/12/16

ゴンゾウ@新潮部

100
クールでおとなしそうな印象の角田さん。エッセイを初めて読んでいろいろな角田さんに出会えました。忌野さんが好きなロックな角田さん。泣かない子供だった角田さん。なぜか喧嘩と遭遇する角田さん。騙されやすい角田さん。こんなに自分をさらけ出してとても素敵な角田さん。2016/07/14

チョコ

68
角田光代さん、やはり面白い。人によって感じ方が違う話しがいくつかあったけれど、歯医者合宿の話が面白かった。私も合宿派だなあ、人によるんだなぁ、と。思い違いの友人の話もわかるなぁ、と思ったり。幼稚園時代の角田さん、痛いと言えない、そうか。そういう子どももいるんだろうな、と勉強になった気分。解説も面白かった。だから文庫版って好きなんだよなーっと思います。2023/06/30

ばう

67
★★★角田さんのエッセイを読むといつも私が彼女の小説を読んで勝手に作り上げた角田光代像があっさり壊されてしまう。それがまた心地よいのだ。よく知る町でも迷子になり、詐欺に遭い、ちょっとした事件によく遭遇し、明け方近くまで友人と飲み、深夜の街を気持ちよく歩く角田さん。同じ景色を見ても多分私には見えないものが沢山彼女には見えているのだろうなと思う。危なっかしい部分もあるけれど実はしっかり地に足をつけて歩いている、そんな角田さんが好きだ。巻末の「あとがきにかえて」、三浦しをんさんの解説もとても良かった。2023/10/16

だまだまこ

60
角田さんのエッセイは、仲の良い友達の話を聞いてるような親近感を感じる。ほっこりしたり、ふむふむと思ったり、時に笑えたり。自分でも変わってるという角田さんは、迷子にばかりなるとか、子どもの頃は全然泣かなかったのに今は怒られるとすぐ泣いてしまうとか、面白エピソードばかり。そして、三浦しをんさんの解説がまた爆笑。明るい気分になって読み終えた。2019/04/25

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