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内容説明
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モハメド・アリが生命をかけて闘った真の相手は、徴兵を拒否したアリをリングから追放した合衆国であった。アリがタイトルマッチで迎え撃った、リストン、フレェージャー、フォアマン…など最強の挑戦者たちは、アメリカ総権力がアリを追い落とすために放った「刺客」であった。
目次
第1章 制覇(天才キャシアス
アリ神話 ほか)
第2章 闘争(アンチ・クリスト
力の神 ほか)
第3章 復活(天王山
タイトル奪還 ほか)
第4章 終末(技術革新
タイトル喪失 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kaz
2
「彼の生き方は『本当に強い』とはどういうことかを物語っている」というコメントをどこかで聞きましたが、賛同したくなっています。 彼自身、多くの名言を残してるようですが、以下の言葉は特に心に刺さりました。 「私が心から恐れるのは神の法だけだ。人が作った法はどうでもいいと言うつもりはないが、私は神の法に従う。何の罪も恨みもないべトコンに、銃を向ける理由は私にはない」 ベトコンは、他の言葉にも置き換えられますね。2016/06/22
通行止め
0
モハメド・アリのボクシング人生を、社会的、政治的な面から追った本。やはりアリは自分の永遠のヒーロー。見るたびに感動する。しかし所々で勝った試合のラウンド数や日付などに間違いがあったのは残念。試合の描写にも若干違和感が。2014/04/20