小学館文庫<br> 1937南京攻略戦の真実(小学館文庫)

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小学館文庫
1937南京攻略戦の真実(小学館文庫)

  • 著者名:東中野修道【編著】
  • 価格 ¥671(本体¥610)
  • 小学館(2014/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094057713

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内容説明

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ついに南京「虐殺」論争に終止符か!? 「町尻部隊編 第六師団 転戦実話 南京編」には、南京攻略戦にかかわった第六師団兵士のうち423名の「全て陣中の作」である当時の手記が収められていた。苦しい行軍につぐ行軍、中国軍との激しい戦闘、斃れる戦友や軍馬への想い、市民や捕虜との交流まで、全て当時書かれていた南京攻略戦の貴重な資料だ。大虐殺はあったのか否か。戦後「悪逆非道の軍隊」と刻印を押された兵士たちの「魂の叫び」に耳を傾けて欲しい。

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目次

第1章 行軍
第2章 南京攻略までの戦闘
第3章 南京陥落後の戦闘
第4章 捕虜
第5章 市民
第6章 死体
第7章 徴発と掠奪と放火
第8章 軍隊生活の悲喜こもごも
第9章 死に直面して
第10章 陣中日記

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

北本 亜嵐

10
先に読んだ「48人の証言」が従軍者や軍人(将校クラス)のものなら、この本は「転戦実話 南京編」をもとにした一般兵士の証言を集めたもの。従軍中の苦労や戦闘、様々なことが生々しく書かれている。同行する愛馬を愛おしんだり、捕虜との別れを惜しみ泣く姿に現地の娘との思い出あり、4章の解説にある「みさかいなく捕虜を殺す日本軍であったという先入観だけは、改める必要があろう」ある伍長の一句を引用「謝々と 別れを惜しむ 村はずれ」私たちの父や祖父、曽祖父は立派な兵士であった。2014/11/16

かおりんご

5
戦争は悪である。しかし、あの当時戦った我々の祖父たちは、悪だったのだろうか。そんな疑問に答えてくれる、一兵士の手記がたくさん紹介されている。どんな気持ちで戦地に赴き、どんな気持ちで戦ったのか、戦争から目を背けないで考えるには、おすすめ。2012/08/23

結城あすか

2
売り文句として南京大虐殺が虚構だとする新たな資料が出てきたとかいうようなことを書いてあるけど、そんなことを抜きにして純粋に当時、南京攻略戦に参加した日本軍兵士たちの率直な実体験記録として読むのが妥当なところだと思うにょ。かなり印象に残ったのは、南京への進軍の最大の困難は中国軍の抵抗とか、兵站の断絶とかじゃなく、雨でぬかるんだ泥道の行軍で、普通なら数時間で抜けられる距離に何日も費やしてるとか……あと軍馬を大切にしてるのが新鮮な発見だったにょ。2004/01/10

ひで5656

0
靖国神社への初詣ついでに購入。南京大虐殺は「プロパガンダ」と「真実」との実相がはっきりしない。本書は「日本兵」の視点からスポットを当てている。過去は美化されるものだし、都合がよいことばかりを集めているとも思える。しかし、歴史教科書で受験勉強のために、「南京大虐殺」と「その人数」を覚えるよりかは、様々な視点から歴史を捉えなおすことが本来の「歴史を学ぶ」ということだと思う。一方で真逆の本も読んどかないとバランスは取れんな。でも今日の情勢下では、そのような書籍も少ないのかなぁ…。2013/01/17

ハスキー

0
★4/日本史の授業では習わなかった南京事件について取り上げています。この一冊だけで「南京大虐殺は存在しなかった」と結論づけるのは難しいです。しかしだからといって「日本人が残虐な行為をしていた」と認めるのも違うと思います。日本人が南京にいた一般市民を守った事実を捻じ曲げて、中国人が作り出した捏造かもしれませんし、史実を知るにはこれだけでは足りません。戦争を知るということは世界史も勉強しなければならないと痛感しました。もっと知識が増えてからこの本を読み返したいと思います。

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