内容説明
政治・宗教・文芸が一体であった中世社会。平安から江戸前期まで、太宰府天満宮安楽寺、鎮西探題、九州探題、大内・大友・島津氏などを主題に据え、政治史の展開に即し九州文化史を体系的に叙述した決定版。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
目次
序章 政治・宗教・文芸
第一章 太宰府の宮廷文化
第二章 神祇文芸と鎮西探題歌壇
第三章 蒙古襲来と中世文芸
第四章 今川了俊の教養形成
第五章 九州探題今川了俊の文芸活動
第六章 連歌師朝山梵灯の政治活動
第七章 巡歴の歌人正広と受容層
第八章 宗祇の見た九州
第九章 永正期前後の九州文芸の展開
第十章 大宰大弐大内義隆
第十一章 高橋紹運・岩屋城合戦小考
第十二章 『高橋(紹運)記』をめぐっての諸問題
第十三章 岩屋城合戦関係軍記
第十四章 貝原益軒の菅原道真・太宰府天満宮研究
あとがき
総索引