クラシック中毒

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クラシック中毒

  • 著者名:平林直哉
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 青弓社(2014/03発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784787271716

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内容説明

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クラシックなしでは生きられない!-地上の名演・名盤をことごとく制覇してホンモノの味を熟知した“盤鬼”が天才・異才音楽家たちの蠱惑的な創造世界に斬り込む、芳醇にして直截な渾身の音盤ガイド。

目次

厳しく透徹したガラスの演奏 エウゲニ・ムラヴィンスキーオーケストラを鳴らす極意を知り尽くした ピエール・モントゥー濃厚なロマン主義に徹した超個性派 ウィレム・メンゲルベルクマスコミから遠ざかっていた真の巨匠ヴァイオリニスト ティボール・ヴァルガ死の直前に突如変貌した指揮者 ヘルマン・シェルヘン自由奔放な個性をもったヴァイオリニスト ナージャ・サレルノ=ソネンバーグロシアの生んだ怪物指揮者 ニコライ・ゴロワノフヴァイオリニスト史上、最も強烈な個性を発揮した名手 ブロニスラフ・フーベルマンファンタジーあふれる自由で詩的な音世界 シューラ・チェルカスキー不運の名指揮者だった元祖“クライバー” エーリッヒ・クライバーウィーン・フィルを最も美しく鳴らした指揮者 クレメンス・クラウス奇行で知られた自称“ピアニストの王様” ヴラディーミル・ドゥ・パハマン一生見栄を張って生きていた ヘルベルト・フォン・カラヤンとびきりおいしい料理、デュトワ/モントリオール交響楽団 シャルル・デュトワ炎のヴァイオリニスト チョン・キョンファジキルとハイド的指揮者 カール・ベーム気品のあるロマンティシズム ホルヘ・ボレットレコード録音を拒否しづつけた指揮者の“レコード” セルジュ・チェリビダッケ悲劇を乗り越え、真のヴァイオリンの女王へと アンネ=ゾフィー・ムター孤高の巨匠、そしてエピソードの王様 オットー・クレンペラーこのうえなく優雅で甘美な音色 ウィーン・コンツェルトハウス弦楽四重奏団聴衆にも楽団員にも愛された、人徳の指揮者 山田一雄雄大さと奥ゆかしさ、甘美で深い抒情をもつ ジョコンダ・デ・ヴィート天下の名職人 ポール・パレー短くも美しく燃え エドゥアルト・ファン・ベイヌム濃い、とても濃い音楽 ツィマーマンのショパンヴァイオリンの音色の秘密ブルックナーに始まり、ブルックナーに終わる ゲオルグ・ティントナー北欧の演奏家の時代がやってくる?ついに引退を表明した大ヴェテラン・ヴァイオリニスト ルッジェロ・リッチ正当に評価されていない名指揮者 ユージン・オーマンディ人生と女性とワインをこよなく愛したヴァイオリニスト ジャック・ティボー霊感のほとばしるロンティスト カール・シューリヒト壮年期に輝きを見せた名指揮者 ハインツ・レーグナー銀メダルは価値が低い? レナー弦楽四重奏団没後40年に寄せて ブルーノ・ワルタードイツの魂の発露 ゲルハルト・タシュナーまたひとり、巨匠が舞台を去る クルト・ザンデルリンクつれづれなるままに、『第9』を聴く自然界の巨大な現象を思わせる ロヴロ・フォン・マタチッチのブルックナーヴァイオリニストの王様 ヤッシャ・ハイフェッツヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮 テレフンケンのスタジオ録音「私はすべての作品が、あたかもモーツァルトが手がけたように指揮をしているのです」 ヨーゼフ・クリップス補足あとがき