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内容説明
とてつもなく薄幸の少女・初子がただひとつ儚い「恋」を支えに生きる姿を描く純情恋愛物語。吉田戦車と南Q太が「なんて切ない青春!」と涙した傑作集
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ただいま蔵書整理中の18歳女子大生そっくりおじさん・寺
23
久々の再読。かつて愛読書の一つだった。古本屋で再会して思わず購入。やっぱり名作である。広島を舞台にした漫画が2編。広島ものと言えば戦争ものが多いが、これは2002年初出、兄と二人暮らしで文化住宅に住む中学生の初子が主人公。貧困ならではの不幸に出会う度に力無く漏らすため息。どんどん不幸になるのだが、ラストは切なくて泣いてしまう。併録の『PAINT IT BLUE』は零細町工場が舞台。これも貧困ものだが悲惨な現実を描きながら明るい。貧しくとも苦しくともどっこい生きねばならないのだ。是非お勧め。2014/09/11
reeree
7
[http://mediamarker.net/u/reeree/?asin=4872337638] ・「赤い文化住宅の初子」 第一章 赤毛のアン・ビシャス 第二章 十五才少女漂流記 第三章 Right Light 第四章 DIE・DAMN・END ・「PAINT IT BLUE」 #1 青春の鎖国 #2 Welcome to Fool's Paradise #3 キレル・リアル・スメル #4 Factory of Dreams 「赤い文化住宅の初子」は兄と一緒に文化住宅に住んでいる貧乏な女子中学生の2014/11/06
ゆっき~
4
今年読んだ中で一番印象深い漫画。でも感想がうまく書けない。幸せは生き抜く強かさに実はあまり関係ないのかもしれない、でもいつか幸せになって。あとは映画見てからもう一回考えよう。2014/08/25
hata
3
松田さんの作品はシニカルでシュール、けれど必ずあたたかい。台詞が独特で、繋がりが型にはまってないからずっと新しく廃れない。どこにも同じようなキャラがいない。作品の雰囲気は作者が物事を見つめる目線だ。貧乏で家族もバラバラ、拠り所も明日の希望もない。けれどこっそり秘めた僅かな憧れだけで生きる慎ましさがあたたかいのだと思う。ドラマチックでもハッピーエンドでもない。それだけで見ればちっぽけすぎる喜びを、これさえあれば生きていけると感じさせてくれるような、しみじみとした深い感動が心地よくて何度も読んでしまう。 2013/07/13
あさひ
3
中卒で働かなくてはならない幸薄い少女ハツコの話と経営が厳しい零細工場の小せがれジツの話。リアルに不幸すぎて...かなりイタイ笑いがこみ上げます。後ろ向きな話ではありません。それでも生きていくというしたたかな強さを感じるからでしょうか。2012/01/04
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