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内容説明
人間の暗黒部分に惹かれる主人公「僕」と森野夜。森野の死体を夢見る「僕」は彼女の禁断の過去へ遡る…。原作は’０３年「このミステリーがすごい」２位。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kochi
32
「僕は普通とは違う。だから隠さねばならない。」死体や死そのものに異常な執着を持つ高校生男女が巻き込まれる猟奇事件をグロテスクに描いた乙一の原作をパワーアップ！小説の方は読了しているが、マンガ版は視覚の要素も加わり、更に、気持ち悪い。本書のあとがきで原作者が原作の基本構造を種明かししているが、「そんなもんじゃないでしょ！」とツッコミたい。5月25日の長岡天満宮一箱古本市に向け、本の買い入れ中。2013/04/30
ヤギ郎
13
乙一の小説『GOTH』のコミカライズ。原作小説は未読。超能力というものではないんだけど、「死」を見つけることができるし、「死」を呼び寄せることができる。そういう不気味な物語といえるかもしれない。体のパーツへの執着。自分とそっくりな他人。2019/11/18
薫子
13
「暗黒系」はマンガでみるとさすがにグロいなぁ…。原作をうまくはしょって、融合して、組み上げてる作品ですね。キャラもイメージピッタリで。上々な仕上がりです。2013/06/12
てつ
12
乙一コミック版。やはり、どうも合わない。暗くてグロくて、猟奇的なのが、どうも理解できない。きっと、特殊精神世界に興味があったり、入り込める人は楽しめるのだろうが、自分は入口のところで詰まってしまう。でも、もう少し乙一の世界に付き合ってみよう。2013/11/30
mt.gucti
11
猟奇的なシ体もそのまま描かれているだけに、下手すると原作よりエグいのかも。噂通り、小説を上手くコミカライズされている感じ。連載にしてしまうと、なぜか殺人事件にばかり出会う少年探偵みたくなるから、此れくらいでちょうど良い。2016/09/03
