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内容説明
からだの調子が悪いなら、まずは朝食を抜いてみませんか? 病気の原因を予防医学の第一人者がミステリーを解くように解説する。そこから分かった健康なからだ作りの秘訣とは――。「そんな馬鹿な」と思うあなたも、一読すれば納得すること間違いなし。がん、糖尿病、痛風、腎炎、肩こり、腰痛……。あらゆる生活習慣病を防ぐための画期的な健康法を伝授します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ばりぼー
35
朝食は体に悪い。ものを食べると、それを消化吸収するために血液は胃腸に集まる。血液は胃壁の細胞に酸素と栄養を運び、細胞はそれを受け取って消化液を分泌して消化活動を始める。ところが、食べてすぐに筋肉労働をすると、胃の方へ回る酸素と栄養が筋肉に横取りされて大幅に減ってしまい、消化液も十分に分泌されずに消化不良となる。外国にも「朝食摂取」の習慣はあるが、せいぜいコーヒーにパン1枚とかビスケット1枚程度である。「親が死んでも食休み」、朝食だけでなく、昼食も軽いものですますとか、仕事をする前の重い食事は控えるべきだ。2018/04/18
mitei
28
早速今日の朝食を抜いてみたら昼かなり食ったけど体重と体脂肪率が減っててしかもそんなに空腹感が出て来なかったので新しい発見だった!2011/10/18
Kent Kaseda
11
【評価:70点】 読んでおいて損は無い。文章も読みやすく,2時間弱で読めた。内容自体もまあまあ面白い。内容を簡単にまとめると,①朝食を抜け,②冷水浴をしろ(お風呂の時に,一分間シャワーで冷水を浴びろ),③適度に運動をしろ。特にランニングが効果的,④この①~③を守れば,癌も防げるよ,という四つ。科学的根拠に欠ける胡散臭い記述もあるが,概ね納得できる話だ。やってみて損はない,というアドバイスがほとんど。健康に関心の無い人こそ,一読をオススメする。2017/09/04
B.J.
10
●欧米諸国に比べ、10倍も胃ガンが多いという事実は、食後すぐ働き始めるという働き蜂の習性によるところが大きい。 ●欧米では、コーヒーとビスケット位の朝食。通勤等の激しい動きの中での消化能力は五分の一となる。 ●アフリカの狩猟採集民や野生の狩猟 者である動物たちに肥満が見られないのも、彼らは空腹を覚えると、狩りに出かける。空腹を覚えた時は血糖値が低下したときで、このとき体にはエネルギーが充分に蓄えられており、それらが動員されて活動のエネルギーとなるので、空腹時こそ活動のチャンス。・・・本文より2020/02/23
ochatomo
6
「バカの壁」で創刊した新潮新書 この本も刺激大 空腹で働き食後は休む 心臓&筋肉&肺が血行に大きな役目 血流不足の酸欠が胎児期同様の細胞増殖(ガン)開始きっかけ 発ガン物質摂取マウスも運動していれば半数は発病しない結果 2003刊2017/11/08